上野動物園「さよならサル山」イベント…92年の歴史に幕
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恩賜上野動物園のサル山は1932年10月の完成以来、日本の動物園におけるサル山形式展示のスタンダードモデルとして親しまれてきた。2010年1月からは国の天然記念物である北限のサル「下北のサル」の展示も行い、野生のニホンザルの現状を広く伝える役割も担ってきた。
2024年11月19日、施設改修工事のため、東園サル山でのニホンザルの展示が終了。長きにわたり、恩賜上野動物園を見守ってきたサル山の歴史を振り返るとともに、多くの来園者に愛されてきたサル山への感謝の気持ちを込めて、今回のイベントを企画したという。
イベントでは、東園サル山前でパネル展示「さよならサル山~92年のその先へ~」を実施。サル山の歴史を紹介するパネルなどを展示する。また、4月24日からは飼育担当者による「さよならサル山ガイド」と題した動画をInstagram、X(旧Twitter)、YouTubeで配信する。動画では、サル山でのニホンザルの飼育展示の歴史やエピソードを紹介する予定だ。
なお、イベントの詳細や最新情報は、上野動物園公式サイト(東京ズーネット)で確認できる。
《風巻塔子》
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