先日、2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演することが発表された乃木坂46・井上和。グループの新世代エースとして人気と実力を兼ね備える井上にとって、高い知名度と影響力を誇る大河ドラマ出演は新たなチャレンジとなりそうだ。そこで本記事では、井上の女優としての活動にフォーカスしながら、その多彩な魅力に迫りたい。
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2022年に乃木坂46の5期生として加入した井上。加入直後からその存在感は際立ち、2023年の33rdシングル『おひとりさま天国』では初の表題曲センターに抜擢された。それ以降も36thシングル『チートデイ』や38thシングル『ネーブルオレンジ』でもセンター(『ネーブルオレンジ』は中西アルノとのダブルセンター)を務め、今やグループの象徴的存在へと成長した。また、グループ外での活躍も印象的で、NHK Eテレのアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』では声優に挑戦したほか、TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『乃木坂LOCKS!』の毎月第1週目にレギュラーとして出演し、パーソナリティを務めるなど、まさに才色兼備な魅力が光っているメンバーだと言える。
多方面で才能を発揮する井上が本格的な演技に挑んだのが、3月21日にテレビ朝日系で放送されたドラマ『スプリング!』だ。同作はドラマとしては珍しい“小論文”をテーマにした物語で、高校生の葛藤と恋を描くさわやかな青春ラブストーリー。井上は地上波ドラマ初主演を務め、国立大学の前期試験に落ちてしまい、後期試験に向けて同級生男子と小論文対策に臨むことになる優等生・逢坂碧役を演じた。井上は公式コメントで、「逢坂碧ちゃんは人の言葉を素直に受け取れない子なのかなと思ったので、言葉を受け取るときも伝えるときも、一度自分の中で噛み砕く時間を大切にしていました」と細やかな表現を心がけたことを明かしていたが、SNSでは、「演技も上手かった」「素晴らしいお芝居でした」「画面から伝わってくる圧倒的な存在感」といった反響があり、女優としての可能性を見せたと言えるだろう。
そんな井上の出演が決まったNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わせた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下克上サクセスストーリー。井上は、浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれ、数奇な運命に翻弄された“浅井三姉妹”の長女・茶々を演じる。20~30代の俳優たちを中心に行われた大規模なオーディションで茶々役を射止めたという井上は、「激動の時代を激しく生きたこの茶々という女性の魅力を私なりに引き出せるよう、精一杯演じたいと思います」と意気込みを語っており、井上の表現力がどのように発揮されるのか、今から期待が高まる。
井上の大河ドラマ出演が発表された際、SNSでは、「活躍が目覚ましすぎる!!」「まさに和ちゃんは乃木坂の次世代エース」「凄いなぁ」といった喜びの声があがっており、ファンもその活躍ぶりに期待を寄せているようだ。今後、女優業でも存在感を発揮していきそうな彼女に注目していきたい。