さんきゅう倉田です。芸人として執筆や講演、メディア出演をしながら東京大学に通っています。
最近はお笑いライブの劇場に行くと、スタッフの方や作家の方に、「大学たのしいですか」などと声をかけてもらえるようになりました。
そんなとき、ぱっと話せる話をたくさん用意しています。
講演会も税や個人事業主のより良い働き方の話だけでなく、受験について話してほしいという依頼が増えてきました。
需要があっても報酬の金額が合わなくて断らなければいけないことがあるのは、個人事業者の悩みのひとつだと思います。
政府が兼業・副業を推奨していたころから、かなりの年月が経ちました。この連載を読んでくださっている方の中にも、副業をしている人がたくさんいると思います。
そんなみなさんの悩みに応える情報発信も需要があればするかもしれません。需要があれば。
▶Xで流れてくる東大生タレントの投稿
東大生タレントの実情。大学側はどう思ってる?
Xを眺めていると、芸能活動をする東大生の投稿が稀に流れてくる。すべて知らない人だが、リツイートやいいねの数から人気がある、あるいは著名であると推察している。
卒業後も芸能活動を続ける人は多くない。一方で芸能活動を続ける人は並行して事業を営んでいることが多いようだ。
芸能活動をする東大生に対して、大学側はどう思っているのだろうか。
おそらく教授個人個人の考え方は異なるだろう。そして、大学としての公式見解を出すような事象でもない。
キャンパス内を撮影してバラエティで放送するようなことは明確に禁止されているが、個人の活動を制限するような方針を公表するわけがない。
ただ、あまりに目立つ存在であれば、酒宴で話題になることもあるだろう。
▶東大の医学部教授がキレている!?
「東大の医学部教授が医学部卒のタレントにキレている」
そういう話を日本を代表する医療関係者の息子から聞いた。
大学は公金が投入されていて、そこで学ぶ者はその恩恵を受けている。
東大医学部ともなると、一般的な大学生の比ではない。そこにはある種の期待がある。将来この国の医療を支え、発展させるという期待が彼らへの投資を促す。
だから、医者や研究者にならず、ましてや芸能活動をするなんて裏切りである。
信頼を裏切った者に対して、怒るのは当然なのだ。
かなりの部分をぼくが補ったが、そのようなことを言っていたらしい。
これは正しいのだろうか。
東大の友人たちと話し合うことにした。
このタレントさんの名前をAとする。
▶▶▶教授の怒りは正しい?「なぜ東大医学部卒のタレントにキレるのか?」分析してわかったまさかの理由とは