4月25日、映画『パリピ孔明 THE MOVIE』がいよいよ公開となる。2023年にフジテレビ系で放送されたドラマがスケールアップした本作では、ドラマ版から引き続き登場する上白石萌歌らキャスト陣に加え、さまざまなアーティストが本人役で出演するということで、“豪華すぎる”とSNSでも話題になっていた。そこで本記事では、注目映画『パリピ孔明 THE MOVIE』を彩る出演アーティストにフォーカスしてみたい。
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2023年に放送され、話題を集めた向井理主演のドラマ『パリピ孔明』は、中国、三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子(上白石)の歌声に惚れ込み、魔法のような計略を考えては立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。今回の『パリピ孔明 THE MOVIE』では、史上最大の音楽バトルフェスに参戦することになった孔明と英子が、三国時代の宿敵の末裔である司馬潤(神尾楓珠)とshin(水曜日のカンパネラ・詩羽)兄妹らと火花を散らすというストーリーが描かれる。
ドラマの『パリピ孔明』では、“adieu”名義でアーティストとしても活躍する上白石や、女王蜂のボーカルのアヴちゃんといった実力派のキャスト陣が織り成すリアルなライブシーンが話題を集めたほか、上白石が“EIKO”として歌唱した楽曲「DREAMER」の動画がYouTubeにて350万回以上も再生(※2025年4月23日現在)されるなど、音楽面でも高く評価されていた印象だ。『パリピ孔明 THE MOVIE』でも注目なのは、やはり物語の舞台となる音楽バトルフェス“MUSIC BATTLE AWARDS 2025”でのライブシーンだろう。撮影のために総勢50名以上のミュージシャン&ダンサーが集結したといい、予告編では6000人もの観客の前で出演者らがパフォーマンスを行う臨場感あふれる映像が公開されている。
そんな“MUSIC BATTLE AWARDS 2025”には、22年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場の人気演歌歌手・水森かおりから、“ギリハピダンス”で話題になったKOMOREBIなど、多彩なアーティストが本人役で出演。中でも注目なのが、映画初出演でありながら、物語の鍵を握る重要な役どころを務めているという9人組グローバルグループの&TEAMではないだろうか。彼らのパフォーマンスについて、主演の向井も、「シークレットゲストとして登場した時の6000人の観客のヴォルテージは最高潮になり、そのパフォーマンスも圧巻でした」と絶賛のコメントを寄せている。グループによる奥行きのあるパフォーマンスが、熱量あふれるライブシーンをさらに盛り上げてくれそうだ。
さらに、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEとEXILEに所属する岩田剛典も、今作で本人役としてステージに立つことが発表されている。ソロアーティストとしても活躍し、今年リリースしたソロシングル「Phone Number」が自身初のオリコン週間音楽ランキング1位を獲得するなど、個人でも波に乗っている岩田なだけに、パフォーマーとして培ってきたパワフルなダンスと魅力あふれる歌声で本作のステージを鮮やかに彩ってくれるのではないだろうか。また、ドラマ版でも活躍した、関口メンディー演じる前園ケイジがアメリカで国民的人気を誇る謎のボーイズグループ“タイタン5”として参戦するほか、昨年ソロアーティスト“Ryubi Miyase”としてメジャーデビューを果たした宮世琉弥も、ドラマから続いて若き天才ラッパー・KABE太人役で出演するといい、前作からよりパワーアップしたであろう彼らのパフォーマンスにも期待が高まる。
実力派の俳優陣、そして多数の豪華アーティストらが集結した『パリピ孔明 THE MOVIE』は、幅広い世代が楽しめる作品となりそうだ。孔明と英子の新たな物語と共に、映画館をフェス会場にするような熱い“音楽バトル”にも注目だ。