SUPER EIGHT丸山隆平、酒場で一般人巻き込みエチュード プライベートの様子明かされる【金子差入店】
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【写真】丸山隆平・真木よう子ら豪華集結
◆丸山隆平、酒場で一般人巻き込みエチュード
本作は、厳しい審査や検閲がある差入のルールを熟知し、様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって面会室へ出向くこともある仕事「差入店」を営む金子真司(丸山)や、その家族の絆、そして彼らが巻き込まれる不可解な事件を描く。この日は真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、名取裕子、寺尾聰、古川豪監督も出席していた。
主演の丸山は、古川監督から芝居に飢えていた時期にプライベートで一般人を巻き込んでエチュードをしていたことを暴露されると、「全部嘘じゃないですか?」ととぼけながら「本当にそうです(笑)」と肯定。
「そんなにお芝居って簡単な仕事じゃないし、『仕事をください!』ってことじゃなくて、本当にその時はお芝居欲が半端なくて。まあ、今もそうなんですけど、なかなかそういった役に出会うっていうのはなかったので。酒場で(エチュードを)勝手に始めるっていうようなことをしている時に、そういうのを見ていただいて」と笑顔で明かした。
脚本を読んだ際の心境を問われると「監督が17年温めてというか、構想して構想して、練られていた作品というものを、主演として任せていただくっていうのは、とても嬉しいことだし光栄なことなんですけど、読み進めれば読み進めるほど、まず差入屋という職業自体も知らなかったので。そういったカルチャーショックもありつつ」と回想。家族や善悪の曖昧さを描いている作品だとしたうえで「もしやらせてもらえるんであれば、ぜひともという形で。とても嬉しかったと同時に、どこまでこの作品をちゃんと掘り下げて、監督が描いているものを形にできるのかなっていうプレッシャーも大きかったです」と語った。
父親を演じたことに関しては「古川監督が書かれているものだったりするので、どこかに監督の性質だったり、心の芯みたいなものが、性格みたいなものがあるんじゃないかなと思って、読ませてもらったときに、役を構築するうえで、古川さんを観察させてもらいました」とコメント。「動きとかそういうことじゃなくて、人としての監督の生き方だったり、家族に対しての向き合い方とか愛情っていうのが、僕はまだ既婚者ではないので。分からない部分とかを、日常のエピソードだったり、若い頃のお話しだったり、出生の話とかを交わしながら。そういう風な思いになったり、そういう風な感触なんだなっていうのを、エッセンスとして参考にさせてもらいました」と振り返っていた。
改めて自身の演技について聞かれた丸山は「映画の全体の中の監督が求めるところっていうのを、丁寧に意識しながら。現場で1シーンずつ、1カットずつ撮っていくんですけど、そのたびにいろいろ確認しながらはやっていました。でも途中からあんまり確認はなかったですよね?」と口に。古川監督は「もう言うことが無くなったっていうか。24時間、金子真司になり出したので。もう触らないようにしようって」と丸山の熱演を称賛していた。(modelpress編集部)
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