「スポ男」総合優勝・山本良幸、番組特化した練習法とは 山田勝己は涙の理由語る【モデルプレス独占インタビュー】
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【写真】「スポ男」王者の肉体美
◆山本良幸、夢の舞台での優勝に喜び 山田勝己「良い弟子をもった」
― 優勝おめでとうございます。改めて現在の率直な感想をお願いします。
山本:夢の舞台で戦うことができただけでも本当に幸せでした。(トーナメントの)くじ運とか色々な運が巡り合って、こういう結果になったなと改めて感じています。全ての種目で優勝できたわけではないので、不完全燃焼感はありますが、それでも優勝することができてめちゃくちゃ嬉しいです!
― 山田さんは今日1日山本さんの活躍を近くで見守っていましたが、優勝を受けていかがですか?
山田:自分が出場せずに“見る側”って、やっぱりすごく辛いですね。「何かアドバイスミスがあったかな?」「なんでこういう声をかけなかったんだろう」「これで負けたら俺のせいかな」って。悔しいし、優勝させてやりたいし、最後まで胸が苦しくて。優勝って言われた瞬間に、糸がぷつんと切れてしまって、泣いてしまいました。(表彰式でステージに招かれた際に)「泣きすぎやわ。これやばいわ」と思ってました(笑)。僕がこうして表舞台に立って「優勝おめでとう」って言ってもらえるのは良い弟子をもったからだと思うので、本当に幸せです。
◆山本良幸「スポ男」に向けてのトレーニング明かす
― トレーニングもたくさん積んできたと思いますが、「スポ男」のために行った筋トレなどがあれば教えてください。
山本:普段から『SASUKE』や、最近であれば近代五種をやっているんですけど、『スポ男』は『スポ男』で本当に神聖な競技なので、それに特化した練習をしないと、ここまで絶対に来られなかったと思います。モンスターボックスはロイター板を思い切り蹴る。ハードジャンパーは、かなり自信があったんですけど、爪が甘くて…。ひたすら1秒のテンポで飛び続けるとか。パワーウォールは(山田)団長に教わった肩を入れた良いフォームを意識して押し続ける。ビーチフラッグスは起き上がりも早く、1秒以内に立つっていう特化したトレーニングをやっていました。
具体的には過去の『スポ男』の映像を見ながら、イメージして動いていました。『SASUKE』もそうですけど、景色が少し変わるだけでメンタル面も結構変わって、パフォーマンスも全然違ってくるんです。跳び箱から見える景色とか、ハードジャンパーは「こういう距離感で来るんだな」って細かいメートル単位でイメージして、できるだけ本番に近い状態で動くことを意識していました。
― 今回「手強いな」と思った選手はいましたか?
山本:僕の中で佐野(岳)さんは、今日のMVPでした。佐野さんもそうですし、中村(克)さんも持久力・パワー・スピード、全部すごかったです。
◆山本良幸&山田勝己の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そんな読者にむけて、お二人が考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。
山本:夢を持って頑張ろうとすると、やっぱり辛いこともあって、壁にもぶち当たりますし、それで色々言われることもあると思います。でも、諦めずにポジティブにやり続けていけば、その人なりの目標は絶対叶えられるので、辛いことがあってもポジティブに続けることが大事かなと思います。
山田:自分自身のテーマでもあるし、黒虎にも言い続けていることは、諦めないことです。負けは人を成長させていくので。今日も1位を取れなかった種目があったけど、それによってまたさらに大きくなれると思っています。負けて、よし!と思えるぐらい次に向けてまた頑張る。そして、何があっても諦めないことが一番大切だと思います。
― ありがとうございました。
◆「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦2025春」
芸能界を代表するスポーツ男子たちが、“最強”の称号をかけ、過酷な対決に挑む同番組。今回は、東京・有明アリーナにて有観客で開催され、芸能界きっての肉体美を誇る15人の精鋭が、4つの競技で激闘を繰り広げた。(modelpress編集部)
◆山本良幸(やまもと・よしゆき)プロフィール
1992年8月4日生まれ、大阪府出身。『SASUKE』第37回大会で初出場ながらも3rd STAGEに進出し、抜群の身体能力で注目を浴びる。第40回大会ではFINAL STAGEに進出、「SASUKEワールドカップ2024」の日本代表選手に選ばれるなど、 “ミスター黒虎”の愛称で親しまれている。
◆山田勝己(やまだ・かつみ)プロフィール
1965年10月22日生まれ、兵庫県出身。1996年にクイックマッスル(3分間腕立て伏せ)全国選手権で準優勝。『SASUKE』には第1回大会から出場し、“ミスターSASUKE”などの愛称で親しまれる。現在は「山田軍団・黒虎」を結成し、指導者として活躍している。
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《モデルプレス》