CANDY TUNE、デビュー2周年ツアー完走 幕張イベントホールで見せた成長の軌跡【CANDY CANDY PARTY】
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モデルプレス/ent/music

【写真】CANDY TUNE、ミニ丈衣装でキュートにパフォーマンス
◆CANDY TUNE、ツアー全体で約21,000人動員
本ツアーは、4月11日の愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホールを皮切りに、大阪・フェニーチェ堺 大ホール(4月18日)、東京・東京国際フォーラム ホールA(4月29日)を巡ってきたもので、幕張イベントホールでの追加公演にてファイナルを飾った。CANDY TUNEにとって初のアリーナ規模でのワンマンライブとなった幕張公演には、2日間で約12,000人が駆けつけ、ツアー全体で約21,000人を動員した。2024年の1stシングルCD『キス・ミー・パティシエ』リリース(配信リリースは2023年3月7日)以降、急成長を遂げてきた7人の“今”を証明する、デビュー2周年の集大成とも言えるステージとなった。
全編バンドセットで行われた本公演。Overtureから場内が高揚感に包まれると、1曲目「キス・ミー・パティシエ」でライブが華々しく開幕した。クボナオキ×すぅ(SILENT SIREN)の鉄板タッグによるこの楽曲は、グループの代名詞ともいえるキラーチューン。イントロが鳴った瞬間に客席のサイリウムが一斉に煌めき、メンバー7人は客席から大胆に登場した。
CANDY TUNEの明るさと前向きなエネルギーが一気に会場中に広がると、続く「hanamaru」では今のグループの勢いとファンとの関係性を象徴するようなポジティブさを感じさせ、「未完な青春」はライブ序盤にして早くも感情のレンジを大きく広げる見事なアクセントとなった。
メンバーの自己紹介を挟んで、福山梨乃が「2周年を一緒にお祝いしてくれてありがとうございます」と集まったあめちゃん(ファンの呼称)に感謝を告げると、メンバー紹介ソング「絶対きゃんちゅー宣言っ!」で特大コール&レスポンスを展開。明るくユニークな演出で会場が沸き返ると、続けてキュートな「CATCH YOU」、ダンサブルな「TUNE MY WAY」でパフォーマンスの熱量をさらに加速させた。そして、ステージがぐっとドラマティックに展開したのが「Twilight Dilemma」。日が暮れかける空のような切なさと、光を探すようなサビの展開が、これまでの明るいトーンとコントラストを成し、観客の胸を打った。
◆CANDY TUNE、質問コーナーで“あめちゃん”と交流も
ライブは中盤ブロックへ突入。MCの質問コーナーであめちゃんと交流し、観客との距離を一気に縮めると、軽快なビートの「備えあれば無問題」でステージと客席のエネルギーを再点火。CANDY TUNEのこれまでの歩みが詰まった映像が流れると、このツアーのために用意された衣装を身にまとったメンバーが再登場し、小川奈々子のセリフから始まる「推し◆好き◆しんどい」(◆は正しくはハートマーク)へ。ヒャダインによる提供曲として話題を呼んだ本作は、アイドルファン心理の核心をストレートに描いた共感度の高い楽曲。グループの“今”を象徴する強力なメッセージソングとして、会場の熱気をピークへと導いた。「必殺あざとポーズ」では、メンバーの“あざと可愛い”必殺技に歓声がひときわ大きくなり、ライブの中心ブロックとして最高の盛り上がりを見せた。
ここからは「推し◆好き◆しんどい」のタイトルにちなんで、くじ引きで選ばれたメンバーの“好きすぎてしんどい”ところを発表する企画を実施。それぞれが別のメンバーの魅力を独自の視点で紹介し、会場は笑いと歓声に包まれた。
キャッチーな振り付けと可愛らしいメンバーの姿が印象的な「エトセトLOVE YOU」でライブは再開され、ここからは2周年を祝うにふさわしい、感動的なセクションに。「ナナイロプロローグ」では、初期の情熱やグループの出発点が想起されるような、幸福感に満ちたパフォーマンスに。続く「いえなかったことば 〜ありがとう〜」では、これまで支えてきてくれたファンや仲間への感謝の想いを綴り、会場はあたたかな空気に包まれた。
終盤、「WAO!アオハル!」ではメンバーとあめちゃんが一斉にタオルを振り回し、熱狂的なコールが会場に響き渡り、その勢いのまま「レベチかわいい!」を披露。明るくキャッチーな2曲の連続は、メンバーの笑顔と躍動がシンクロし、ラストナンバーへの最高の助走となった。
南なつが「もっともっと楽しんでいきましょう!」と煽り、バイラルヒットを記録した「倍倍FIGHT!」を披露。TikTok総再生回数20億回を超えるこの楽曲では、イントロから大歓声が巻き起こり、メンバーのパワフルな煽りとシンクロしたあめちゃんのコール&レスポンスがひとつになり、幕張イベントホールはこの日一番の熱気に包まれた。
◆CANDY TUNE、アンコールで涙こらえる
アンコールでは、Tシャツ姿で再登場したメンバーが涙をこらえながらMCを行い、追加公演で初披露となった新曲「LASTING TUNE」が届けられた。グループの未来を感じさせるこの楽曲は、記念公演の締めくくりにふさわしいプレミアムな一幕となった。
その後は再び「キス・ミー・パティシエ」「倍倍FIGHT!」を披露し、メンバーが客席の端々まで足を運び、あめちゃんとの距離を限界まで縮めていった。最後の最後までフルスロットルで駆け抜けたCANDY TUNEは、あめちゃんの歓声に包まれながら、深々とお辞儀をしてステージを後にした。
また、4月29日の東京公演では、CANDY TUNE初となる全国ツアー『CANDY TUNE JAPAN TOUR 2025 - AUTUMN -』の開催もサプライズで発表。10月からグループ初となる地域も含めた全国8都市を巡り、CANDY TUNEはこの秋さらにスケールアップした全国ツアーへと歩みを進めていく。(modelpress編集部)
◆セットリスト
01 キス・ミー・パティシエ
02 hanamaru
03 未完な青春
04 絶対きゃんちゅー宣言っ!
05 CATCH YOU
06 TUNE MY WAY
07 Twilight Dilemma
08 備えあれば無問題
09 推し◆好き◆しんどい
10 必殺あざとポーズ
11 エトセトLOVE YOU
12 ナナイロプロローグ
13 いえなかったことば 〜ありがとう〜
14 WAO!アオハル!
15 レベチかわいい!
16 倍倍FIGHT!
EN 01 LASTING TUNE
EN 02 キス・ミー・パティシエ
EN 03 倍倍FIGHT!
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《モデルプレス》