昭和医科大、新学長に上條由美氏…初の女性学長
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上條由美氏は1988年に日本大学医学部を卒業し、1992年に昭和大学大学院医学研究科病理系第二薬理学を修了、医学博士の学位を取得した。その後、昭和大学眼科学教室に所属し、2010年には昭和大学大学院保健医療学研究科の准教授に就任。さらに、米国ワシントン大学大学院で医療管理・経営学を修了し、医療経営学修士の学位を取得した。2014年には昭和大学江東豊洲病院の副院長に就任し、昭和大学の理事としても活動している。2015年からは昭和大学大学院保健医療学研究科の教授を務め、2021年には昭和大学の副理事長に就任している。なお、昭和大学は2025年4月1日に昭和医科大学へ校名を変更した。
昭和医科大学は、医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の4学部を有する医系総合大学である。創立以来、「至誠一貫」を建学の精神に掲げ、思いやりのある人間性豊かな医療人の育成を最大の使命としている。患者に誠意を持って接し、患者本位の医療を提供することを目指し、医療人同士の思いやりを重視した「チーム医療」の学びを提供している。
1年次には富士吉田キャンパスでの全寮制を導入し、4学部の学生が共に生活することで、医療人として大切なコミュニケーション能力と相手を思いやる心を育む。そして2年次以降は専門科目を学びながら、最終学年まで体系的なチーム医療教育を実践している。
《風巻塔子》