【大学受験】志願者が1万人以上増えた私大TOP5…駿台 | NewsCafe

【大学受験】志願者が1万人以上増えた私大TOP5…駿台

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 駿台予備学校は2025年5月16日、2025年度の私立大入試状況分析を更新した。共通テストの平均点アップの影響で、志願者数は共通テスト利用方式での増加が目立つ。千葉工業大や日本大、東京工科大など5大学は志願者数が1万人以上増加した。

 駿台は一般選抜の志願者数が確定した大学(5月9日現在)のうち、志願者数の増加数、減少数がそれぞれ3,000人以上の大学について調査し、2025年度私立大入試状況分析に掲載した。志願者数が3,000人以上増えた大学は、早稲田大や立教大、青山学院大など23大学にのぼり、前年度最終の14大学から9大学増加している。

 増加数がもっとも多かったのは、千葉工業大の1万9,360人増(前年度比114%)。ついで、日本大の1万6,393人増 (同122%)、東京工科大の1万2,438人増(同202%)、東洋大の1万852人増 (同111%)、近畿大の1万426人増(同107%)で、5大学が1万人以上の増加となった。

 千葉工業大は共通テスト利用方式でコロナ禍対策として実施した受験料負担軽減システムを継続したことも影響。特に、共通テスト受験後に出願可能な共通テスト利用方式(中期・後期)は、共通テストの平均点アップの影響で大幅に増加した。一般方式は415人の微減となっているが、志願者数は大学初となる全国最多となった。

 一方、共通テストの平均点アップの影響で、共通テスト利用方式の志願者数が増加した影響から、3,000人以上の志願者数減となったのは、大阪産業大4,186人減(前年度比72%)と、明星大3,388人減(同78%)の2大学にとどまった。最多減となった大阪産業大は、情報デザイン、建築・環境デザイン、システム工の3学部を新設し、募集人員が減少したことも影響したとみられる。

 近年は入試日程や方式の追加、併願時の入学検定料の割引などで受験生の利便を図ることによって志願者数を増加させている大学もある。単純に志願者数の延べ人数だけで、大学の人気を測れないことにも十分に留意しなければならないだろう。

《川端珠紀》

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