堺雅人、井川遥と「半沢直樹」以来2度目の共演 撮影時回顧「今回は作戦を練らない」【平場の月】
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モデルプレス/ent/movie

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◆堺雅人、8年ぶり映画主演
堺は本作が8年振りの映画主演ということで、この作品への出演を決めた理由を「理由はもう忘れちゃったんですけど、気がついたら原作を夢中になって読んでいて。台本をいただく前に原作小説を手に取っていたので、そこから台本ができるまでかなりの時間を読んでいたんですけど、何度読んでもおもしろいし、読めば読むほど新たな発見がある。『ここからここまでこんな時間が実は経っていたのか』とかじわじわくる小説でした」と原作の魅力を熱弁。「気がついたら『平場の月』の世界に入っていたという感じです」と振り返った。
◆井川遥、堺雅人と2度目の共演
また、現代劇のラブストーリーの主演は初めてだという堺は「お相手が井川さんだったので、本当になんの気がねや苦労もなく、全部相談して」と井川への信頼を明かし「何回か共演しているんですけど、井川さんのことをますます魅力的だなと思いました」と告白。以前共演したドラマ『半沢直樹』では2人きりのシーンはあまりなかったそうで、井川は「あのときはいつも作戦を練っていました(笑)」と笑い、堺も「今回は作戦を練らない」と頷いていた。
井川は「いわゆる中年の私たちのお話ってなかなかないなと思いまして」と口にし「堺さんは覚えていらっしゃるかわからないんですけど、実は『半沢直樹』のときに『我々の世代のお話を何か作ってくれたらいいよね』なんていうふうに言っていて」と述懐。「今回は恋人役ということで、ドキドキしながらやりました」とほほ笑んだ。
◆堺雅人主演「平場の月」
2018年に刊行され、発行部数18万部を突破した朝倉氏による同作。男女の心の機微を繊細に描き、各紙書評にて絶賛され、第32回山本周五郎賞を受賞し、第161回直木賞にノミネートされた。35年振りに再会した中学時代の同級生同士。お互い独り身となり、様々な人生経験を積んだ2人が意気投合し、中学生以来、離れていた35年のときを埋め心を通わせていくストーリーは「こんな“大人の恋愛小説”は読んだことがない!」と多くの話題を呼び、発売当初から映像化権をめぐり、30社以上からのオファーを受け、満を持して映画化となった。(modelpress編集部)
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