池田匡志&FANTASTICS堀夏喜、クランクイン前に起きた“運命的な一致” 互いの呼び名も決定【「雨上がりの僕らについて」インタビュー】
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【写真】池田匡志&FANTASTICS堀夏喜、BL主演2人の爽やか2ショット
◆池田匡志&堀夏喜W主演「雨上がりの僕らについて」
らくたしょうこ氏の同名漫画を原作とした本作は、“ネガティブピュアボーイ”の奏(池田)と“押し強めな天然男子”の真城(堀)が繰り広げる不器用で心あたたまるボーイズラブ。学生時代の苦い思い出から同性愛者であることを隠し、もう恋はしないと心に決めていた奏がある日、かつて特別な想いを寄せていた高校時代の親友・真城と6年ぶりに再会。2人は互いの好意や自分自身の本当の気持ちと向き合い、成長していく。
◆池田匡志&堀夏喜、BL作品への覚悟と挑戦
― まずは今作への出演が決まったときの感想をお聞かせください。
池田:多くの方に注目していただける作品ジャンルなので、そういった作品にW主演として出られることがとても嬉しいなと思いました。
堀:同じFANTASTICSの中にもBL作品に出演しているメンバーが多くいたので、自分もいよいよ挑戦させていただけるのかと感じました。
― BL作品は昨今メジャーになってきていますが、お二人はどのようなイメージをお持ちですか?
池田:出演された方々の活躍を見てきたので、しっかり覚悟と自信を持ってやりたいなと思っています。
堀:だいぶ主流になってきて、ひとつのカテゴリーとして認知されているものだと思います。この作品で僕のことやFANTASTICSのこともさらに知ってもらえたらいいなと思っています。
◆「雨上がりの僕らについて」奏&真城の魅力
― お二人が演じる奏&真城の魅力を教えてください。
池田:奏は結構ネガティブでモジモジしているタイプで、そこを真城がズバズバと引っ張ってくれる。そういった構図・関係性は見ていてすごく魅力的だなと思います。奏がモジモジしているのを観て視聴者の方は「早くしろよ!」「しっかりしろよ!」と思うだろうし(笑)、でも真城は真城で行けない場面もあったり、逆に繊細になったりするところもあって。そういう駆け引きを見るのはすごく面白いなと感じました。
堀:2人はまさに正反対なんです。足りない部分をお互いが補っていくみたいな関係がこの2人のコンビ感の中で絶妙なバランスなのかなと思っています。真城は気持ちがいいぐらい明るくてさっぱりしている“突き進む系男子”で清々しい部分もあって。普段の僕とは結構差があるキャラクターなので、僕は観ていて奏目線になることが多いというか「この人、気持ちいいな」と思いますね。
― 台本の読み合わせをされてみていかがでしたか?
池田:より撮影が楽しみになる本読みでした。実際の堀さんの声を聞いたことで「すごい。真城がいる」という感覚がより強くなりました。素敵でした。
堀:1人で本を読んでいるのとは全く違いますし、(池田の)声を聞いたからこそ、頭の中だけでもバーっとイメージが広がる感覚がありました。これが現実になって、実際に動いてみて2人の感情が乗って…というのがすごく楽しみですし、そうなったときの自分の変化、お芝居の変化がすごく楽しみです。
◆池田匡志&堀夏喜、第一印象がまさかの一致
― 改めてお互いの第一印象を教えてください。
池田&堀:(声を合わせて)白い…ですね。
― 肌がですか(笑)!?
堀:はい(笑)。
池田:白いのと、それからすごくスタイルがいいなと思いました。
堀:僕は声がすごく素敵だなと。喉仏もしっかりしていて、姿勢や立ち姿はシュッとしながらも芯があって。男らしいなと思いました。
― 「白い」と思ったことはお互いに伝えられたんですか(笑)?
池田:はい、お互いに「白っ!!」て(笑)。
堀:「でもタイプが違う白だよね」って。
池田:「イエベとブルベだよね」みたいな(笑)。
堀:監督にイエベとブルベとは、を説明するところから入って(笑)。監督は全然知らなかったみたいで、2人で教えてあげるというところから始めました。
◆池田匡志&堀夏喜、過去に一度対面していた
― お二人がお会いするのは今日で何回目ですか?
堀:3回目です。
― 3回目とは思えないくらいすでに距離が縮まっていますよね!
堀:そうなんですよね。
池田:そう、仲良しです(笑)。
― 最初の会話は覚えていますか?
堀:「実は前に1回共演してるんです」みたいな話したよね。
池田:あ~!そう!しました!「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日/毎週木曜深夜0時45分~)内の連ドラで。
堀:撮影は被っていなかったのですが、入れ替わりで撮影していて、写真だけ一緒に撮っていたんです。でも(池田の)見た目がそのときと今とで違っていて。
池田:もっと髪が短かったんです。
堀:僕も池田くんから言われて「え!?あ~!!」となって(笑)。というのを初日に話したよね。
― それから今になってお二人で恋愛ドラマをやられるなんてすごいですね。
池田:そうですね。嬉しいです!
◆2人は“ネガティブピュアボーイ”?“押し強めの天然男子”?
― お二人は“ネガティブピュアボーイ”と“押し強めの天然男子”、どちらのタイプに近いですか?
池田:僕は奏とは反対で、ポジティブで押し強め。ちゃんと“漢”って感じの性格なので、役とはギャップがあるなという感じです。
― 堀さんから見てもそう思われますか?
堀:思います!それで言うと、僕は真城と逆なんです。押し弱めでチャレンジしない系男子。ネガティブというか色々なことを細かく考えがちなタイプなので、どちらかというと奏寄りかなと。僕ら自身が役と逆なのが面白いです。
― 池田さんから見た堀さんもそういうイメージですか?
池田:今の段階ではまだそこまで見えていないんですが、雰囲気は真城とギャップがあるなと思います。良いギャップです!
― 話してみて、お互いの第一印象からのイメージに変化はありましたか?
堀:印象はそこまで変わらないですが、ちょっと砕けてくれるようになって嬉しいなという感じです。でもさっき意外と忘れ物が多いと言っていたので、そういうところが見えてくるともっと変わっていきそうだなと思っています。
池田:僕は最初に会ったときから自然体でいられていたので、今日まででより中身を知ることができた感じがあって嬉しいです。
◆池田匡志&堀夏喜、“お互いの呼び名”決定
― ちなみに、お互いをなんと呼ぶかは決めましたか?
池田:決まってないですね~。
堀:今はお互い、名字に「くん」を付けて呼んでいます。
― 終わる頃には呼び方も変わっているかもしれないですね。
堀:確かに、何かしら絶対変わってますよね。
― 呼びたいあだ名みたいなものはありますか?
池田:…「ほっくん」とか?
堀:お~!それは(ほかにそう呼んでいる人)いないな!?
池田:本当に!?「ほっくん」呼びの人いないの!?
堀:いや、それはいない。初めて言われた(笑)。
― これは決まりですね!
池田:僕、実は今日ずっと考えてたんです!こんなパッと決まるなんて(笑)。
― 堀さんは、池田さんの呼び名で何かアイデアはありますか?
堀:「池ちゃん」は?
池田:池ちゃんいいですね!そう呼ぶ人あんまり多くないです。地元の友達くらい。
堀:お!来た!!1番距離近いあだ名だ(笑)!
池田:じゃあ「池ちゃん」「ほっくん」で。
◆クランクイン前に伝えておきたいこと
― クランクイン前だからこそ、お互いに「これだけは伝えておきたい」ということはありますか?
池田:え~、何かあるかな?
堀:う~ん…(相手に)合わせられるからなあ…。
池田:僕は現場で元気ないように見えても、それは考え事しているだけなんです。
堀:あ~、確かにそれは先に言っとかないとだね。
池田:「どうしようかな」と考えているときは、周りから見ると「ちょっと大丈夫か?」みたいな顔になっているかもしれない(笑)。
堀:それで言うと僕もめっちゃ一緒です!頭の中で一つのことしか考えられないからそうなっちゃって。だから2人して険しい顔になっていることがあるかもしれないね(笑)。
池田:それで周りの人が「大丈夫かな?」ってなったりして(笑)。「全然大丈夫です~」と言いながら戻るみたいな。
◆池田匡志&堀夏喜の“運命的な出来事”
― 奏と真城は1話で運命的な再会を果たしますが、最近「運命的だな」と思った出来事はありますか?
池田:ありますよね!
堀:あるある!!
池田:衣装合わせのときに、私服の靴が同じだったんです。色違いで、ブランドと型が一緒という運命的なことが起こりました。
堀:めっちゃびっくりしました。
― ファッションの好みが似ているんですか?
池田:ええ~そうなのかな!?
堀:わからない。でも、導入が一緒でも意外とその先が違うみたいなことが、今日色々なことで発覚してるんです(笑)。
池田:例えば、2人とも熱しやすく冷めやすいという話をしていたときに、堀くんはそれでもずっと一つのことを突き詰める。僕は色々なことを同時にしたい。最初の熱しやすく冷めやすい部分は一緒だけど、その後が違うみたいなイメージです。
― 最後に、クランクイン直前ということでお互いに一言ずつエールを送ってください!
堀:奏は心の声がすごく多いから、「頭でこう思っています」というシーンの撮影ではその場でのセリフはないけど、表情で表現しなければいけないじゃないですか。そういうシーンがすごくたくさんあって、それがめっちゃ大変そうだから頑張ってください(笑)!!
池田:おお~(笑)!!僕は引っ張ってもらう側なので、押し強めに引っ張っていただきたいなと。テンション的に引っ張ってもらえると「僕も頑張ろう!」となると思います。お互いに楽しく気持ちよくできたらいいですね。
堀:「頑張って」というか「頑張ろう」だよね(笑)。
池田:「頑張ろう」ですね!
― 放送を楽しみにしています!貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆堀夏喜(ほり・なつき)プロフィール
1997年8月6日生まれ、愛知県出身。2016年にFANTASTICSを結成し、2018年にメジャーデビュー。俳優としても活躍の幅を広げ、主な出演作にドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ/2021)「少年のアビス」(MBSほか/2022)など。ドラマ「スパイの人事部」(CBCテレビ/2024)「きみは面倒な婚約者」(TELASA/2025)では主演を務めた。FANTASTICSとしては7月19・20・21日にさいたまスーパーアリーナにてスタジアムモードで3daysのライブを控えている。
◆池田匡志(いけだ・まさし)プロフィール
1999年12月13日生まれ。徳島県出身。2021年にドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS)で俳優デビュー。主な出演作にドラマ「君の花になる」(TBS/2022)「アカイリンゴ」(ABC/2023)「王様戦隊キングオージャー」(テレ朝/2023)、映画「闇金ドッグスX」(2024)など。6月には朗読劇「ROOM2025」への出演が控えている。
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