【大学受験2026】京都橘大、デジタルスキル評価の新入試
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新たな入試方式「総合型選抜(デジタルクリエイション講座参加方式)」は、AI技術の普及とそれにともなう高度なデジタルスキルをもつ人材不足という社会課題を背景に、次世代を担う創造的・実践的な人材の養成を目的として制度設計された。文理の枠を超えた学力だけでは測れない創造性や実践力を評価し、AI時代の未来を担う人材の養成を目指す。
受験希望者は、オープンキャンパスの指定講座「デジタルクリエイション講座」に参加し、そこでの活動や作品をもとに総合的な評価が行われる。講座では、ゲーム開発ツールを体験し、実践的なアウトプットを通して多面的に評価される。対象学部はデジタルメディア学部(仮称)、工学部ロボティクス学科(仮称)、工学部情報工学科。講座は参加無料。
課題は、講座で得た知識を生かし、バーチャル空間で「ピタゴラ」的装置を作成することが求められる。選抜方法としては、まず「デジタルクリエイション講座」に参加し、講座を受講(ゲーム開発ツールを体験・基礎編/応用編)する。その後、講座受講後に課題を作成・提出し、成果物をもとに8月7日に出願資格認定の結果を発表。9月2日から10月2日まで、指定講座で出願資格認定を受けた者から出願を受け付け、書類審査を経て、10月24日に合格者を発表する。
《風巻塔子》
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