A.B.C-Z戸塚祥太、16歳の高校生役で主演 舞台「アーモンド」新キャストで再演決定
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モデルプレス/ent/wide/show

【写真】戸塚祥太、共演女優とハグ
◆舞台「アーモンド」再演決定 主演は戸塚祥太
韓国で発行部数100万部超えを達成し、日本でも2020年に本屋大賞翻訳部門第1位に輝いた小説「アーモンド」。2022年に初演された舞台版としての「アーモンド」は、コロナ禍により半分以上の公演が中止になりながらも、2022年読売演劇大賞上半期ベスト5演出/振付に選出。どの年代にも心に突き刺さる内容から、大きな支持を得た異色の舞台 「アーモンド」が、この度新キャストで再演される。
主演のユンジェを演じるのは、A.B.C-Zのメンバーとして活動する一方、俳優として数多くの舞台、映画、ドラマにおいて、傑出した表現力で存在感を放つ戸塚。扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖といった感情をうまく感じることができない16歳の高校生を演じる。戸塚は、「お客さんとの新たな出会いに胸がときめいております。(稽古を通じて)ひたすら作品の一欠片になれるように…」と意欲を露わにし作品に挑む。
ユンジェとは正反対の激しい感情をもつ少年ゴニを演じる崎山つばさ。ユンジェのお母さん役に水夏希、ユン教授役に松村優、ドラ役に平川結月の出演が決定。更にシム博士役に首藤康之、ばあちゃん役に久世星佳が更なる華を添える。(modelpress編集部)
◆ユンジェ/戸塚祥太 (とつか・しょうた)コメント
【役柄】
アレキシミアというアーモンド扁桃体の異常で感情を持たない人間になってしまった子。恐怖を感じる事がない事から怪物と呼ばれ周囲の人たちと交われない。
【プロフィール】
1986年11月13日生まれ、東京都出身。2012年にA.B.C-ZのメンバーとしてDVDデビュー。近年の主な出演作は、舞台「緑に満ちる夜は長く…」、「SLEUTH/スルース」(ともに2024年)、「真夜中に起こった出来事」(2025年)がある。また、連続ドラマW「密告はうたう 警視庁監察ファイル」シリーズ(2021・24年)などにも出演。
【コメント】
感情をうまく感じる事ができないユンジェを演じると知った時、僕の手のひらには太く長い感情線が刻まれていることを思い出した。それを指摘されたのがいつ頃だったのか曖昧ですが、自分の認識では感情表現をする事が苦手な人間だと思っていたので意外でした。感受性はあっても、湧いてきたものを外に出すアウトプットの作業が苦手なのかもしれません。ただ、それでも喜怒哀楽は持っているはずです。それらを舞台の上からどう届けていくか。その方法や理解を深めてもらえた演出の板垣恭一さんと数年ぶりに再会できることに喜びを感じています。キャストの皆さん、スタッフさん、お客さんとの新たな出会いに胸がときめいております。
そして、おそらく稽古が始まると不器用な自分に怒り、拙い自分の背中に哀しみの色が滲む。怒と哀の往復を繰り返した末に自分自身が空っぽになって、ひたすら作品の一欠片になれるように善処できていると思います。2025年版の舞台「アーモンド」楽しみにしていてください。
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《モデルプレス》