【夏休み2025】薬剤師体験と食の安全を学ぶ、小学生向け講座

　東京都は2025年7月29日と30日に、小学生向けの特別イベント「こども調査隊」を開催する。このイベントでは、薬剤師の仕事体験や実験を通じて、手洗いの重要性や医薬品の役割について学ぶことができる。参加は無料で、都内在住の小学4年生から6年生を対象に抽選で選ばれる。

　このイベントの目的は、子供たちに食の安全や薬の重要性を理解してもらうことにある。1日目は東京都健康安全研究センターで「おしごと体験ぼくもわたしも薬剤師」と題し、クイズや調剤体験を通じて薬の大切さを学ぶ。2日目は桜美林大学新宿キャンパスで「ピカピカ作戦で食中毒菌をノックアウト！」と題し、手についた菌の培養や手洗い実験を行い、手洗いの重要性を学ぶ。

　イベントは午前と午後の2部制で行われ、午前10時から正午までと午後2時から午後4時までの時間帯で実施される。両日とも同じ内容で、1日目の実験結果を2日目に観察するため、両日の参加が必須となる。

　参加希望者は、2025年7月13日までに申込Webフォームから申し込む。参加の可否は7月22日までに通知される。なお、実験にはアルコールや食品を使用するため、アレルギーのある子供は特設ホームページで使用する食品を確認することが推奨されている。また、体調不良の場合は参加を控えるよう求められている。

　イベントのようすは、後日東京都および協力先のWebサイトやSNSで紹介される可能性がある。

◆食の安全こども調査隊×おくすり講座
日程：2025年7月29日（火）、7月30日（水）
時間：【午前の部】10:00～12:00、【午後の部】14:00～16:00
会場：東京都健康安全研究センター（新宿区百人町3-24-1）、桜美林大学新宿キャンパス（新宿区百人町3-23-1）
対象：都内在住の小学4年生から6年生
募集人数：午前・午後各36組
締切：2025年7月13日（日）
参加費：無料
申込方法：申込Webフォームから申し込む