【高校受験2026】三重県立高、全日制の募集240人減

　三重県教育委員会は2025年6月20日、2026年度（令和8年度）三重県立高等学校募集定員総数を公表した。全日制課程の募集定員は1万人で、前年度より240人減となる。中学3年生の進路希望状況等によると、全日制への入学者数が前年度より265人減少する見込みだという。

　三重県教育委員会は、2026年度（令和8年度）三重県立高等学校募集定員総数を公表した。まず、2026年3月の県内の中学校卒業者数は、2025年3月の卒業者数1万5,718人に比べ201人減少し、1万5,517人になると見込んでいる。

　また、2026年度（令和8年度）の県内全日制高等学校への入学者数については、県内の中学3年生の進路希望状況等を勘案し、前年度に比べ265人少ない1万3,492人と見込んでいる。そこで、前年度の入学状況の実態や県内私立高等学校の募集定員等をふまえ、2026年度の全日制課程募集定員総数については、前年度に比べ240人少ない1万人とした。

　また、定時制課程については前年度と同数の770人、通信制課程についても前年度と同数の500人とした。

　2026年度三重県立高等学校の入学者選抜日程について、前期選抜は、2026年2月3日と4日に検査を実施、追検査は2月10日、2月13日に合格者発表などを予定している。連携型中高一貫教育に係る選抜・特別選抜・スポーツ特別枠選抜も、前期選抜と同日程で行う。2026年度の各高等学校の入学定員については、7月上旬に公表予定。

　後期選抜について、3月10日に検査を実施、3月17日に合格者発表などを行う。全日制課程および定時制課程の再募集（後期選抜追検査）は、3月23日に検査を実施し、25日に合格者発表などを行う。夜間定時制課程の追加募集と通信制課程の再募集は、3月27日に検査を実施し、31日に合格者発表などを予定している。