大阪・関西万博、保護者同伴困難な小3-6に特別招待プログラム…6/26から申込み
子育て・教育
リセマム/教育・受験/未就学児

大阪府教育庁は2025年6月25日、次世代を担う子供たちに大阪・関西万博を体験してもらうための特別招待プログラムを実施すると発表した。このプログラムは、家庭の事情により保護者同伴での来場が困難な小学3~6年生を対象としており、夏休み期間中の8月4日から8日と18日から22日の計10日間で実施される。
この取組みは、府教育庁が各学校を通じて配付したチケットIDを持っているが、さまざまな事情により保護者同伴での来場が困難な状況にある子供たちに万博体験の機会を提供することを目的としている。申込状況によっては、中学生を対象とした追加募集も検討されている。
特別招待の当日は、朝8時30分頃に集合し、貸切バスで万博会場へ向かう。会場では、パビリオン体験やリング見学などを行い、午後2時に会場を出発、午後3時30分頃に解散する予定だ。子供10~20名につき1名のスタッフが引率し、安全面にも配慮している。
参加希望者は、令和7年6月26日午前10時から7月9日午後4時59分までの期間に申込む必要がある。なお、学校単位ですでに来場済みまたは来場予定の場合は申込みできない。また、昼食は各家庭で用意する必要がある。
大阪府教育庁は「次世代を担う大阪の子供たちに、最先端の技術やサービスに触れる体験を通じて、将来に向けた夢と希望を感じ取ってもらいたい」としている。この特別招待により、家庭の事情に関わらず、多くの子供たちが万博を体験できる機会が提供されることになる。
会場までは「バス移動」、会場内は「団体行動」となるため、この点についてあらかじめ了承したうえで申込む必要がある。
《中野坂理恵》