大森元貴&菊池風磨W主演「#真相をお話しします」最後の対談&2ショット公開
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モデルプレス/ent/movie

【写真】総勢11人「#真相をお話しします」豪華キャスト
◆「#真相をお話しします」メイキング写真公開
4月25日に全国351館で公開されると、公開初日には、これまで隠されてきた「#真相」をいち早く目撃した観客の感想がSNSにあふれ、「傍観者だったはずが、気が付いたら当事者になっていた」「自分も映画の一部だった」など、前代未聞の“体験型映画”の口コミが相次ぎ、映画の感想投稿用のハッシュタグ「#真相の感想をお話しします」が一時トレンド入りするなど話題に。邦画実写週末観客動員ランキング初登場 No.1(4月25日~4月27日 興行通信社調べ)のヒットスタートを切り、昨日までの公開から62日間で、興行収入20.8億円、観客動員数155万人を突破。先日、観客動員数150万人突破を記念し本編通りに本作の「#真相」を暴露すると、本編で描かれていることがついにリアルでも巻き起こり、より一層話題を集めた。
さらに、本作は興行成績のみならず、SNSでも快挙を達成。映画化解禁の2024年12月から公開されている、大森と菊池が本作の「#真相」に迫っていく映画の公式YouTubeチャンネル「#真相の部屋」。東宝史上初となる作品単体のYouTubeチャンネル開設と、2人の終始和気あいあいとした雰囲気で繰り広げられていくコンテンツが話題を呼びチャンネル登録者数27.4万人を突破。これは映画独自のYouTubeチャンネル登録者数史上最多(※東宝調べ 6月25日時点)となる。「#真相の部屋」について、映画公開後のSNSでは「#真相の部屋に映画の伏線がありすぎる!」「映画を観た後に#真相の部屋を見ると伏線が全部繋がっているようでゾッとした」という声も溢れ、公開前だけではなく公開後も楽しまれている。
そして、このヒットを記念して、主演を務めた大森と菊池の本作で最後となる対談が公開された。撮影から公開後までを振り返り、それぞれが演じた鈴木と桐山について、今だから話せるエピソードなど、終始和気あいあいとした雰囲気で思う存分語りつくしている。
さらには、この映画が今の時代にある意味、そして本作を観た観客から百人百様の感想が寄せられた最後のシーンについてなど、核心に迫った真面目なトークも。映画初主演でW主演として、撮影からこれまで共に走ってきた2人のこれまでにはない対談となっている。あわせて、大森と菊池の本作最後の2ショット写真も公開された。
なお本作は、7月に韓国で開催される第29回プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)のアドレナリン・ライド部門に選出され招待上映も決定。海外での初お披露目も控えている。
◆大森元貴&菊池風磨W主演「#真相をお話しします」
ミステリー界の超新星・結城真一郎氏が2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」。2022年に『#拡散希望』を含む、現代日本の<いま>とミステリーの技巧が見事に融合した5篇を収録した『#真相をお話しします』(新潮文庫刊)が発売された。発売後、現代を象徴するような身近に感じるストーリーの中に、日常に潜む「何かがおかしい」を描いた“新感覚”どんでん返しの5連撃が話題を呼び、2023年本屋大賞ノミネート。その後、コミカライズ化、オーディオブック化、さらには韓国・中国・台湾・タイの4か国で海外翻訳されるなど、ブレイクを果たし、発行部数は累計78万部を突破した。そんな本作を映画化。大森と菊池が映画初主演でW主演を務めた。(modelpress編集部)
◆大森元貴×菊池風磨スペシャル対談(一部抜粋)
#これまでを振り返って
菊池:すてきな出会いがたくさんあったなと思います。このお話しをいただいたのは2年前くらいですけど、あのタイミングでなかったら、大森くんとここまで仲良くさせてもらってなかったのではないかって。あれより前でも後でもなくて、良いところにスポっと機会がハマった感じ。わかる?
大森:わかるよ。出会うべく人にはちゃんと出会うんだなっていうのはタイミングとして僕も思いました。ミセス大森とtimelesz菊池って超ポップコーンムービーだと思われると思うわけ。「今流行りの2人が主演やっています!」「客引きでしょ!」と思われてしまうけど、映画の内容が本当にそれをもトリックにできている。より多くの人に見てほしい映画だったから、全部が神がかっていたなと思う。無駄なことが1つもなかった。僕はそれがとても嬉しいんだよね。全部がトリックだった。
菊池:そうだよね。今大森くんとこれを出来たっていうことが、この上なく意味があることだったんだなと思う。だからこそ、最後の「選べ」で急にお客さんが当事者にさせられる感じ、あの説得力が増している気がする。いつの間にか自分たちも当事者になっていた、させられていたということが、唐突じゃなくて。全部がよかったよね。
大森:その「選べ」も、撮影は夏だったけど公開が4月で。ネットって移り変わりが早いから、公開時はSNSの情勢が変わっていると思ったんだ。撮影では5パターンくらい撮ったほうがいいんじゃないの?と話して、5パターン撮ったもん。あとは編集の時に時代の背景に合わせて好きなものを選んでくださいって話したのを覚えてる。そういうことを含めてSNSに関して高い感度をもってやれたことがチームも含めてとてもステキだった。
#それぞれが演じた鈴木と桐山の関係性
大森:鈴木はそもそもとても人が好きな人だと思うから、桐山は復讐の対象者でもあるんだけど、「ふるはうす★デイズ」の子供のころのチョモに戻れるような存在だったと思います。難しいことは置いておいて、彼と喋っている時間が楽しいみたいな側面も絶対持っていたと思う。
菊池:うん、あると思う。最初はそういう導入だったかもしれないけど、コミュニケーションをとっているうちに、桐山は鈴木に相当心を開いていたと思っていて。過去にとんでもないことが起きて…
大森:桐山に起こったことといえばとんでもないことですからね。よく演じたよね。
菊池:それを鈴木という本当の意味での友達を見つけて、心を開ききっていたと思う。
#映画「#真相をお話しします」について
大森:最後がどうなったのかっていうのは伝えたいメッセージの範疇ではないと思っていて。この映画を観て、映画としてはある側面から語ればとても乱暴な終わり方をする映画でもあるし、でもそれに対する抱きとか、「あれは映画じゃなかった」とか、「すごい考えさせられた」とか、「怖かった」とか、色々な意見があると思うんだけど、この「#真相をお話しします」が描きたかったことの縮図が全部起こっている。だから超無敵な映画だと僕は思っていて。どの意見、どの感想、どの評価もこの映画を表している。それが全部正解だし、間違っていることはなにもないし。すごい映画だったんだなと思った。
菊池:大森くんからもあったけど、「客引きだ」とか言われてもそこから成功しているというか。一手目から。
大森:その通り。それがいち表現者としての大事なスキルの一個であって、ちゃんと見てくれている人がいるっていうことは誇りに思っているから、それを「どうぞこの映画のためのトリックに使ってくれ」って僕は思っていた。
菊池:たしかに。それを全部考えてなのか、声をかけてくださったスタッフさんたちには本当に感謝しています。
大森:いいトリックだった。これはやっぱり風磨くんでなかったら桐山は誕生していなかったと思うし、不思議なW主演だったけど、ものすごく大切なW主演だったなって思う。風磨くんと仲良くさせてもらって、「#真相をお話しします」を背負っているけど、いち個人としては友達ができてよかったなという機会でした。
菊池:僕もそう思います。大森くんでないと鈴木ではないし。とてもいい経験をさせてもらいました。その出会いが一番大きかったと思う。鈴木と桐山もこんな感覚だったのかな?そこも友達になれてよかったし、リアルでも友達になれてよかったと思います(笑)。
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《モデルプレス》