2025年4月、櫻坂46に9人の4期生が新たに加入。その後、グループの公式YouTubeチャンネルで公開されたドキュメンタリー『櫻坂46 四期生物語 ーいま、わたしたちに、できることー』や、お披露目イベント『櫻坂46四期生 First Showcase』などを通して、彼女たちの個性が少しずつ世に出始めている。本記事では、そんな4期生の中から4人にフォーカスし、それぞれの注目すべきポイントを紐解いていきたい。
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埼玉県出身の20歳・浅井恋乃未は、オーディションの最終審査の日が自身の誕生日と重なったという、どこか運命的なエピソードの持ち主。4期生の中では年長メンバーで、落ち着いた雰囲気を持っている彼女はアルトサックスの経験者でもあり、お披露目イベントでは櫻坂46の楽曲「On my way」の演奏を披露して会場を沸かせている。ドキュメンタリーでは、気持ちが先行して動きが音より早くなるという課題を指摘されつつも、“情熱的な表現と歌声に説得力がある”と高い評価を与えられていた。今後パフォーマンスに磨きをかけて、ステージで輝いていってくれることを期待したい。
岡山県出身の16歳・山田桃実は、4期生ならびに櫻坂46の全メンバーの中で最年少でありながら、初の4期生楽曲「死んだふり」でセンターを任された将来有望な逸材。走ることが大好きで、陸上競技に打ち込んだ経験のある彼女の身体能力と唯一無二の存在感は、センターを務めた「死んだふり」のパフォーマンスでも遺憾なく発揮されており、YouTubeで公開されたMVのコメント欄には、「目を引くオーラがある」「センター大正解でしょ」「初めての作品でこの表現力はすごい」「センター適性ありすぎ」とファンを唸らせた。4期生のエース候補として、今後の成長ぶりに注目のメンバーだ。
京都府出身の21歳・勝又春は、4期生の中で最年長であり、大人っぽい魅力と親しみやすい雰囲気を兼ね備えているメンバーだ。アコースティックギターを得意としており、お披露目イベントでは櫻坂46の楽曲「ずっと 春だったらなあ」のギター弾き語りを披露した。ブログでは、「私自身、1日の中でできるだけポジティブな側面に目を向けていきたいですし、私の存在が皆さんにとって嫌なことを掻き消す毎日の楽しみになれたら嬉しいなって思います」と意気込んでおり、メンバーにとって明るいムードメーカー的な存在となるかもしれない。
宮城県出身の19歳・山川宇衣は、お披露目イベントでは元気いっぱいのチアダンスで会場を盛り上げたほか、ライブパートでは「ドローン旋回中」のセンターを務め、タオル片手に満面の笑みでオーディエンスを煽っていく姿が印象的だった。ドキュメンタリーでは、努力家な一面を評価されたことに加え、他のメンバーを引っ張っていこうと積極的に声を出していた心の優しさも讃えられていた彼女。その存在は、グループの大切なピースとなるはずだ。
今回紹介してきた4人は、それぞれが異なる背景と武器を持っており、可能性を秘めた粒ぞろいのメンバーだと言える。彼女たちはきっと、これからの櫻坂46に新しい色彩を添えていくに違いない。
