種子島・南種子町へ「宇宙留学」募集期間8/1-9/30
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南種子町宇宙留学は、南種子町内の小・中学校に転学等を希望する児童生徒を、地域の協力のもとで受け入れる制度。30年の実績があり、豊かな自然の中でのさまざまな体験活動をとおし、心身共に健康な児童生徒の育成を図ることを目的としている。
南種子町では、大型ロケット発射場からの打上げを間近に体験するなど、JAXAの協力により宇宙やロケットに関する学習体験ができる。また、1万5,000発の花火が打ちあがる「ロケット祭」、学生約400名が競う「ロケットコンテスト」、農産物や海産物の出店でにぎわう「ふるさと祭」や「町民大運動会」などさまざまなイベントが予定されている。
留学制度は「里親留学」「家族留学」「親戚留学」の3タイプがあり、「里親留学」では南種子町が委嘱する里親のもとで1年間の留学を行う。「家族留学」は、宇宙留学連絡協議会事務局が指定した南種子町内にある住宅に家族で1年間滞在。「親戚留学」は親戚限定で、南種子町内の親戚(3親等以内)のもとで1年間過ごす。
学校給食費は無料で、医療費も高校卒業まで無料となっている。宇宙留学終了後に、半数近くの家族留学が残って生活しているという。
募集期間は8月1日から9月30日。希望者は期間内に申込書や健康状況調査票を提出する。応募する際は、子供と家族の総意のもとで決断することや、留学生の決定通知後、2026年1月10日以降の辞退がないよう呼び掛けている。募集に関する詳細は、南種子町のWebサイトで確認できる。
《木村 薫》
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