10日、新ドラマ『愛の、がっこう。』がスタート。「禁断で純粋な愛を描くオリジナルストーリー」とうたわれている同ドラマは、失恋し海に飛び込む小川愛実(木村文乃)の姿からはじまった。

一方で、ホストクラブで働くカヲル(ラウール)も、実は家庭環境に恵まれず孤独な男だ。
生きる世界が異なる二人が、生徒の事件がきっかけでホストクラブで出会うことになるが、距離が縮まったのは、愛実がカヲルに「生徒にはもう会わない」という念書を書かせる場面だ。実は漢字を書けないカヲルに、一生懸命念書の書き方の指導をしていくうち、教えることが楽しくなっていく愛実。それに応えるように何度も書き直すカオル。何かの関係が芽生えたように思えるシーンで、冒頭の愛実の言葉がそれを印象づけるが、その期待はやはり裏切られる。翌日、ホストクラブでカオルは「あれ(愛実)いけそうです。たぶんお嬢様育ちで、かなり太いよ」「かなり孤独っす」と上司に話す。


キーとなるのは愛実の目覚めと、カヲルの心のゆらぎかもしれないが、それ以上の展開を期待してしまう。

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