【大学受験2026】東京大学、入学者選抜要項など公表
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2026年度東京大学入学者選抜要項によると、一般選抜は分離分割方式(前期日程)により実施。第2次学力試験(個別学力検査など)は2026年2月25日・26日・27日(27日は理科三類のみ)に行う。出願期間は1月26日~2月4日。合格発表は3月10日正午ごろ。
一般選抜の募集人員は、文科一類401人、文科二類353人、文科三類469人、理科一類1,108人、理科二類532人、理科三類95人の合計2,958人。なお、理科三類は現在、2人の募集人員増を文部科学省に認可申請中のため、変更があり得る。
入学者の選抜は、大学入学共通テストと第2次学力試験、調査書による。学力試験の成績は、大学入学共通テストの成績(配点110点:1,000点満点を110点に換算)と第2次学力試験の成績(配点440点)を総合(550点満点)して算出する。理科三類は、面接試験の結果を含めて総合的に判定し、将来、医療や医学研究に従事するのにふさわしい資質をもった受験者を合格者とする。
志願者が各科類の募集人員に対する予定倍率に達した場合、大学入学共通テストの成績により第1段階選抜を行う。第1段階選抜の予定倍率は、文科一類、文科二類、文科三類が約2.5倍、理科一類が約2.3倍、理科二類が約3.0倍、理科三類が約2.8倍。第1段階選抜の合格発表は2月11日。第1段階選抜合格者に対して第2次学力試験を行う。
一方、学校推薦型選抜は、学部学生の多様性を促進し、学部教育のさらなる活性化を図ることに主眼をおいて実施する。2026年度東京大学学校推薦型選抜学生募集要項によると、合格判定は提出書類・資料、面接、大学入学共通テストの成績などを総合的に評価して行う。
学校長は、要件すべてに該当する者を合計4人まで推薦できる。ただし、男女は各3人までとし、男女いずれかのみが在学する学校が推薦できる人数は3人となる。また、同一学部への推薦は男女各1人まで(医学部は医学科と健康総合科学科への出願は可)。
出願期間は、志願者によるインターネット入学志願票作成が10月15日正午ごろ~11月6日午後5時、高等学校による出願(提出書類・資料のアップロード)が11月1日正午ごろ~11月6日午後5時。第1次選考結果発表は12月2日午後3時。面接などの実施日は12月13日・14日。最終合格発表は2026年2月11日正午ごろ。
学校推薦型選抜の募集人員は、工学部が30人程度、法学部、経済学部、文学部、理学部、農学部が各10人程度、教育学部、教養学部、薬学部が各5人程度、医学部医学科が3人程度、医学部健康総合科学科が2人程度の合計100人程度。合格者が募集人員に満たない場合は、原則として残りの募集人員は各学部がおもに対応する科類の一般選抜(前期日程)募集人員に繰り入れる。
東京大学Webサイトでは、大学案内2026、2026年度外国学校卒業学生特別選考募集要項も掲載しており、詳細は各要項などから確認できる。2026年度東京大学入学者募集要項は11月中旬に公表予定。
《奥山直美》
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