夏休みの読書感想文「毎年宿題が出る」小学生4割
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楽天が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、小学生の子供がいるユーザーを対象に「小学生の読書感想文に関する調査」を実施し、1,348名の有効回答を得た。調査期間は、2025年6月13日~22日。
「子供の学校では、夏休みに読書感想文の宿題が出るか」を聞いたところ、40.9%が「毎年出る」と回答。一方で、「ほとんど出ない」14.7%、「出ない」23.9%だった。
「読書感想文の本はどうやって選ぶか」について聞いたところ、一番多かったのは「公共の図書館で選ぶ」37.1%、ついで「学校や先生から指定された本を選ぶ」34.0%、「書店で選ぶ」31.2%が上位の結果となった。
また、多くの子供が読書感想文に苦手意識を持っていることが明らかになった。約6割の親が自分の子供は読書感想文が「苦手だと思う」と答え、文章作成のサポートが役立つと考える親が81.0%を占めた。
「子供の読書感想文をどの程度手伝うか」という質問には、合わせて半数以上のユーザーが「かなり手伝う」「少し手伝う」と回答した。
さらに、親世代の44.9%が自分のころと比べて現在の読書感想文事情が「変わった」と感じており、特に「出題の頻度が減った」との意見が多かった。
読書感想文にAIなどのツールを使用することについては、半数以上が反対と回答。反対の理由として「自分で考える力が身に付かないから」があげられた。一方で、賛成派からは「使い方を学ぶきっかけになれば良い」との意見もあった。
《風巻塔子》
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