今年、結成20周年という大きな節目を迎えるAKB48。通算66枚目となる20周年記念シングルには、前田敦子をはじめとした“レジェンドOGメンバー”も参加することが発表されており、話題を呼んでいる。そこで本記事では、前田らのグループに対する思いなどに触れつつ、先日同楽曲が初披露されたTBS系『音楽の日』でのパフォーマンスやその反響にも注目したい。
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2005年12月8日、秋葉原の劇場から歩み始めたAKB48。結成以降、世代交代を繰り返しながら現在までその歴史を重ねてきた彼女たちが20周年を迎える今年、記念シングル『Oh my pumpkin!』が8月13日にリリースされる。選抜メンバーには、センターを務める小栗有以ら現役メンバー11名に加え、海外姉妹グループから計7名が参加。さらに、初代AKB48グループ総監督の高橋みなみを筆頭に、前田、小嶋陽菜、指原莉乃という、まさに“レジェンド”と呼べるOG4名も名を連ねており、AKB48の歩みと進化、そして絆を象徴するような1曲となりそうだ。
現在女優として活躍している前田は、自身のInstagramにて、「20年前の12月一期生として劇場デビューしたあの日がなければ私はここには存在していません。」とコメントした上で、「とにかく少しでもなにかできたらという気持ちはずっとあったので、不安をもちながらではありますが、今回最後のシングル参加をさせていただくことになりました。」と参加に至った理由を語っている。また、指原も“記念すべきシングルに参加してもいいのか悩んでいた”と率直な心境を明かしながらも、「今の自分がいるのは、秋元さん、偉大なる先輩の皆さん、そして”あの頃”曲を聴いてくださっていたファンの皆さんのおかげです」と感謝の思いを綴った。それぞれに迷いや葛藤を抱えながらも、AKB48やファンのために、最新シングルへの参加を決意した様子がうかがえる。
7月19日に放送された大型特番『音楽の日』では、前田ら4名がAKB48メンバーらと共に登場し、『Oh my pumpkin!』をパフォーマンス。また、2010年にリリースされた人気曲『ポニーテールとシュシュ』も前田と高橋がダブルセンターを務める形で披露した。歌唱前のトークでは、前田が、「次のほうがドキドキするかもしれない」とコメントし、指原も緊張した顔を見せていたものの、ファンの熱いコールが響く中で、卒業からのブランクを感じさせないオーラあふれる姿に、SNSでは、「懐かしさと感動で涙が止まらない」「一気に学生の頃の青春が蘇った」「4人の存在感がすごい」などの絶賛の声が数多くあがっていた。
20周年という節目を、グループの軌跡を作ってきたOG、そして海外で活躍する姉妹グループのメンバーらと共に迎えるAKB48。『音楽の日』で見せた華やかなパフォーマンスは、これからの輝かしい未来への布石となったのではないだろうか。歴代メンバーが築き上げてきた歴史を背負い、進化を続けるAKB48の今後に期待が高まる。