【夏休み2025】自由研究、親はどこまでサポート?84%の家庭が実践する子供主体の進め方
子育て・教育
リセマム/教育・受験/小学生

自由研究の経験については、小学生高学年以上で経験がある子供が約6割に達している。テーマの決め方では、「子供が興味あること」が84%と圧倒的多数を占め、子供が主体的にテーマを選んでいることがうかがえる。他には「YouTubeやSNSで見たものを参考にする」や「図鑑などを参考にする」といった方法も見られた。
保護者の関わり方については、「子供が主体で、親はサポート程度」が47%でもっとも多く、ついで「親と子が一緒に進める」が38%となっている。子供がすべて自分で進めるケースや親が主導で進めるケースもあるが、子供の主体性を尊重しつつ、保護者が適度に関与することが主流となっている。
子供の姿勢については、「積極的に楽しんで取り組んでいる」20%や「どちらかといえば前向きに取り組んでいる」55%といった前向きな姿勢が約8割を占めた。一方で、「面倒そうにしている」22%や「まったく意欲がない」3%といった消極的な声も一部見られた。
2025年の自由研究の予定については、「する予定がある」が24%で、「する予定はない」や「まだわからない」といった回答が多数を占めた。年齢別に見ると、小学校入学のタイミングから自由研究への取組みが本格化するようすがうかがえる。
人気のテーマとしては、「工作・ものづくり」が51%で最多となり、ついで「生き物の観察」「絵を描く・アート」「実験」「料理や手芸」と続いた。取組み方としては、「自由研究になりそうなイベント・体験に参加する」が52%で最多であり、「本やインターネットで調べものをする」「身の回りのもので自由研究をする」といった方法も上位にあがった。
この調査は、いこーよ総研が2025年7月3日~7月10日にインターネットアンケートを通じて実施し、全国の「いこーよ」会員を対象に行われた。サンプル数は344。
《吹野准》
この記事の写真
/