司法試験2025、短答式試験の合格率75.6%…大学院別結果も
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司法試験は、法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)になろうとする者に必要な学識および、その応用能力を有するかどうかを判定する国家試験。論文式試験と短答式試験という2つの出題形式があり、合否は両試験を総合して判定する。受験資格は、司法試験予備試験合格者または法科大学院修了者。試験は毎年1回7月に行われる。
2025年は、論文式試験を7月16日・17日・19日、短答式試験を7月20日に実施。このうち、短答式試験はマークシート方式で、憲法・民法・刑法の3科目構成で行われた。満点は175点で、2025年の合格に必要な成績は、各科目の40%点(憲法20点、民法30点、刑法20点)以上、かつ各科目の合計得点が81点以上。
2025年短答式試験で合格に必要な成績を得た者は2,902人。最高点は167点、最低点は19点で、平均点は102.1点。合格に必要な成績を得た者の平均点は110.6点となった。
短答式試験の合格者数は「予備試験合格者」がもっとも多く468人。法科大学院では、「早稲田大法科大学院」248人、「慶應義塾大法科大学院」183人、「東京大法科大学院」177人、「京都大法科大学院」176人の順に多かった。
短答式試験の合格者数を受験者数で割った合格率は、「予備試験合格者」99.15%、「早稲田大法科大学院」76.31%、「慶應義塾大法科大学院」77.54%、「東京大法科大学院」76.29%、「京都大法科大学院」80.37%など。一方、合格率が50%以下だった法科大学院は8校あった。
合格者の平均年齢は29.5歳、最高年齢は75歳、最低年齢は18歳。男性は67.99%にあたる1,937人、女性は32.01%にあたる929人が短答式試験に合格した。
今後、2025年司法試験の最終合格発表は11月12日に行われる。
《川端珠紀》
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