JO1白岩瑠姫「向いていない」辞めようと思った時期「アイドル人生、芸能人生を救ってもらった」ファンの応援が存在意義に【「アズワン/AS ONE」インタビュー前編】 | NewsCafe

JO1白岩瑠姫「向いていない」辞めようと思った時期「アイドル人生、芸能人生を救ってもらった」ファンの応援が存在意義に【「アズワン/AS ONE」インタビュー前編】

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モデルプレスのインタビューに応じた白岩瑠姫(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた白岩瑠姫(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2025/08/09】8月22日公開の長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』で初声優に挑戦するJO1の白岩瑠姫(しろいわ・るき/27)にモデルプレスがインタビュー。前編では悩んでいた時期やアイドル人生を救ってくれたJAM(JO1のファンネーム)の存在について語ってもらった。

【写真】辞めようと思った時期を明かした人気男性アイドル

◆長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』

本作は、アーケードゲーム『星と翼のパラドクス』が原作で、ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩む地球の高校生のヨウと、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)のロボット整備士・ラコが出会う完全オリジナルストーリー。白岩は主人公・ヨウの声を演じ、ソロで初の主題歌となる「巡星」をRUKI名義で書き下ろしている。

登場人物は全て新たに設定し、原作同様に貞本義行氏がキャラクターデザインを担当。原作の設定と世界観を踏襲し、静野孔文監督のコンセプトを元に制作陣・脚本家と共に生み出した作品となっている。

◆白岩瑠姫、メンバーに初声優抜擢を報告しなかった理由

― 今回初めて声優に挑戦しますが、どのように準備しましたか?

白岩:アニメが好きなので今までもたくさん観てきたのですが、自分が声優をやると決まってからは演じる側の目線で観返すなど、勉強をしながら気持ちを作っていきました。

― メンバーに初声優を報告したときの反応はいかがでしたか?

白岩:一切しなかったです(笑)。ワールドツアーなどで結構バタバタしていて大変な時期だったので、メンバーに相談したり負担をかけたりできないなと思って、とりあえず自分のできることを最大限やって挑もうかなと考えていました。

― 特に豆原一成さんがメンバーの作品をいつも楽しみにされていますよね!

白岩:そうですね!今はまだ短い予告しか出ていないので、考察できるような長さではないですが、観てくれたとは思います。ちゃんとした尺で公開されたらラジオとかに来て考察してくれるんじゃないかな。毎回楽しみです!

― SUPER EIGHTの丸山隆平さんとの共演を聞いたときはどのように感じましたか?ラジオ番組『JO1のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送/毎週水曜深夜0時〜)では、SUPER EIGHTさんの楽曲『愛でした』を紹介されていましたね!

白岩:お話を聞いたときはすごく嬉しかったです。まさか自分が主役をやらせていただく作品に出てくださるなんて想像もしていなかったし、特に学生時代は一緒に作品を作れると思ってもなかったので、本当に光栄な話だなと感じました。

◆白岩瑠姫、JO1になって人生が180度変化

― 本作でヨウとラコは次元を超えて運命の出会いを果たしますが、白岩さんにとっての運命の出会いを教えてください。

白岩:僕が作らせていただいた曲『ひまわり』(※)を見て、今回制作陣の方が声を掛けてくださったので、『ひまわり』を学生時代に作っていなかったらこの映画との出会いはなかったです。まずそこにすごく運命を感じましたし、本当に会うべくしてこの作品に会ったのだなと思ったので、『アズワン/AS ONE』や『ひまわり』が運命の出会いですね。

※『ひまわり』は白岩が作詞作曲を手掛けた作品で、JO1メンバーの個人コンテンツ企画「PLANJ(プラント)」としてYouTubeにMVが公開、デジタル配信もされている。

― オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』も運命の出会いの1つかなと思うのですが、JO1になる前と後で変わったことはありますか?

白岩:人生180度変わりましたね。演技や声優、ラジオなど、いろいろなお仕事をさせていただけているのも、全部グループ活動あってのことだと思うので、普通に生きていたら経験できないことをJO1になったおかげでできています。

◆白岩瑠姫、理想と現実の差に悩んだ時期

― 『ひまわり』を見てのオファーということで、過去の活動が今に繋がっていることを強く実感した瞬間だったのではないかなと思います。他にも「あのとき頑張ってよかったな」と感じたことを教えてください。

白岩:もちろんJO1になる前も大変な時期がいっぱいありましたが、JO1になってからも多かったです。正直本当に心が折れてしんどくて、「向いていないな」とか「人前に立つのダメだな」と自分の中でかなり辛かった時期は何回かありました。でも本当にそこで辞めずに頑張って続けてよかったなと思いますし、頑張れたのもファンの方々のコメントやメッセージ、自分を推してくれている熱量を感じたからで、そのおかげでもう1回立ち上がることができました。

僕がよくファンの方々に感謝を伝えているのは、自分のアイドル人生、芸能人生を救ってもらった、命をもう1回吹きかけてもらったと思っているからです。ターニングポイントは何回かありましたが、みなさんのおかげで乗り越えられてよかったなと思います。

― ドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE 『未完成』-Go to the TOP-」(2022年)でも、2~3年でJO1を辞めようと思っていたというお話がありましたね。

白岩:「向いていないな」と思うことが増えちゃったんです。今だったら自分がステージに立つことによって、お客さんが笑顔になってくれたり歓声があったりして証明できるけど、当時はデビューした実感がないまま2年が過ぎていました。「本当に自分ってこのままで大丈夫かな」「誰かの役に立てているのかな」と未来のことをめちゃくちゃ考えた時期だったので、自分の思っているアイドル像と現実がかけ離れすぎていて悩んでいましたね。

― それが変わったきっかけは有観客でライブができるようになったことですか?

白岩:本当にそうですね。そのタイミングで「OPEN THE DOOR」(※「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”」)という有観客ライブがなかったら、多分立ち上がれていなかったんじゃないかな。だから僕にとってファンのみなさんは、どん底でももう1回踏ん張って立ち上がろうとする力を与えてくれる存在です。デビュー前から思っていたことではありますが、そのときに改めて思ったからこそ、自分が今ここにいられるのはみなさんのおかげだということを伝えていきたいです。

◆白岩瑠姫の「夢を叶える秘訣」

― モデルプレス読者の中には夢を追いかけている方もたくさんいます。そういった方に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。

白岩:僕も昔悩んでいる時期があったように、多分生きていたら誰にでも悩みはあることなので、まずは「自分だけが悩んでいる」とか「自分だけが苦しい」と思わずにいてほしいです。最近すごく考え方が変わって、考えても結局答えは誰にも分からないじゃないですか。誰に相談しても未来が見える訳ではないので、考えることは大事だと思うのですが、最終的に「自分が今何をしたいか」「何に自分が心躍るか」を考えて、その選んだ選択を答えにしていけばいいのではないかなと思うようになりました。これからもそれを僕が体現していけたらなと思いますし、「1人じゃないよ」「一緒に頑張っていきましょう」という言葉を伝えたいです。

★後編ではメンバーへの想いや今だから話せる過去にぶつかった壁について聞いた。

(modelpress編集部)

◆白岩瑠姫(しろいわ・るき)プロフィール

1997年11月19日生まれ、東京都出身。2019年から開催されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』において、投票によって選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ・JO1として2020年3月にデビュー。2022年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、2024年まで3年連続出演している。年末恒例の音楽賞『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では2023年に「Trigger」で、2024年には「Love seeker」で優秀作品賞を受賞。2025年には全6都市8公演を巡る初のワールドツアーと初単独東京ドーム公演を成功させた。

個人では2022年にAmazon Prime Video配信ドラマ『ショート・プログラム』より『ショート・プログラム』で主演。2023年には映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』でメンバー初の映画主演を務めた。さらにラジオ番組『JO1のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)では2022年からメインパーソナリティーを担当している。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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