ヘラヘラ三銃士ありしゃん、壮絶な出産物語るメモも掲載 初エッセイに込めた思いとは【成り上がれよオンナたち】
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【写真】ありしゃん、生まれたばかりの双子との写真
◆ありしゃん、初エッセイは「貴重な経験になった」
この日、ありしゃんは黒いドレスに身をつつみ登場。「ずっと本を出したいと思っていたので、やっと仕上がってうれしい」と喜びの表情を見せた。
今年6月に双子を出産。出産のエピソードも盛り込むために、妊娠期間中からエッセイを書く準備を始めたという。「発売日ギリギリまで書かせてもらったので大変だったけど、一生に一度のことをこの本に書けたのは貴重な経験になった」と語った。本の中には出産前後に書かれた壮絶な出産を物語るメモも掲載されている。
エッセイにはメンバーや家族のインタビューも収録されており、家族はいち早くエッセイを読んでくれたという。「双子の弟と妹がいるんですけど、妹は本を一気読みしてくれて、泣いたって言ってました」と嬉しそうに話した。
また、昔から自分の本を出して誰かの人生の背中を押すきっかけになりたかったというありしゃん。登録者が少ない頃から出版の声掛けはあったというが、もっと人生に厚みが出る結婚・出産のタイミングまであたためていたそう。YouTuberでありながら本という形にこだわった理由は、動画のように分散する形ではなく、“これを手に取れば完結する1冊”を作りたかったからだという。
本作はありしゃんの幼少期のエピソードや、ショップ店員になって上京するまでの出来事、美容サロンのオーナーとしての苦労、そしてYouTuberとしての軌跡など、成功体験も失敗体験も含め赤裸々に語られた1冊。「私の人生を見て、『自分だけじゃないんだ』と読者を勇気づけられたらいい。既に十分幸せですという方にも、何か別の幸せを見つけてもらいたい」と話した。
◆ありしゃん、リーダーとして大事なことは?
さらに、ヘラヘラ三銃士のリーダーとして、美容サロン「Raviy」のオーナーとして活動しているが、リーダーとして大事なことは何かという問いについては、今の時代、人と簡単にコミュニケーションをとれる便利なツールが多いが、人と直接会ってコミュニケーションをとることが一番大事だと答えた。
エッセイの中では自身のことを「メンタルが強くない」と語る。同じようにメンタルが強くない読者へのアドバイスを尋ねると、「何か失敗したり壁にぶち当たったりしたときは、その現実から逃げずにしっかり向き合ったほうがいい。落ち込むことは悪いことじゃない。クヨクヨする自分も受け入れてこそ、上に上がっていける。だから、失敗するのは悪いことじゃない」と語った。
ほかにも、大きな挫折を経験したエピソードも掲載。それでもYouTubeの活動を続けられる原動力は、メンバーや支えてくれる家族を楽しませたいという気持ちだそう。「メンバーや自分、やってる本人が楽しいと思えることこそが、ファンの人だったり多くの人がおもしろいと思うことにつながる」と話した。
最後に、出産したてで子育てに奮闘中のありしゃんは「守るべきものが増えて、よりいっそう心の炎を絶やさずにもっともっと上を目指していきたい」と語り、会見を締めくくった。(modelpress編集部)
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