ドーピング美人研究家・プリオさんのSNSや連載を見て、女性用風俗に関心が湧いてデビューした! というフォロワーAさんから連絡がありました。
せっかくなのでインタビュー! Aさんに快諾いただき、女性用風俗ではあまり快感を得られなかったプリオと、月イチでリピートし続けているピーコ、そしてこの連載をきっかけに初めて経験したAさんの3人で座談会をお届けします。
◀︎◀︎体の自由を奪われて気づく、体を使うからこそわかるリアルな欲望【ドーピング美人道 番外編】6
フォロワーさんから届いた「私も行ってきました!」の嬉しい声。ピーコと直接話を聞いてみたよ
Aさん(以下A):初めまして!プリオさんの記事に触発されて行ってきました、Aです。よろしくお願いします。
ピーコ(以下:ピ):プリオって自分のSNSのアカウント?を仮想の会社と見立てて、自分を社長と呼ばせて、フォロワーさんを社員と呼んでいるんだもんね。面白いね。
プリオ(以下:プ):そうそう。(笑)そしてこのメッセージすごくない? わたしSNSを始めてから半年強くらいなんだけど、SNSいい思い出ベスト5に入るくらい嬉しかった。ありがとうございます。
女性用風俗に行くことが良い、という話ではなくて、自分の欲望にフタをせず、ちゃんと見つめて、しかも欲望を満たすために何が必要かをしっかり自問自答しているし、結果満足したか or しなかったか、ではなくて
自分の気持ちに嘘をつかない、フタをしないオトナがこの世に増えたってことが嬉しかった!
女性のスイッチは入りにくいっていうのに「初回から大満足」って!
ピ:わたしの指名しているセラピストが前に「女性は急にスイッチが入ってエロい気分になることはない。徐々にエロくなっていくのだ」と話していたの。
男性が視覚的に刺激を受けてエロい気分になるのと違って、女性って関係性やシチュエーションでスイッチが入る。確かに男性器を見たらエロい気分になるかと言われるとそんなことないもんね。「しちゃった感」とか「された感」の方が抜群にスイッチ入るよね。
だから女性のスイッチが入る仕組み的に、初回から信じられないくらい満足するケースってあまり多くないらしくて。Aさんも、わたしも初回からかなり満足した組として、気が合いそう!
「基本的に週2のペース」「2人で有給とって行為にふける」なのに女性用風俗を利用したかった?
A:え〜嬉しいです。ありがとうございます。わたしは関西圏在住の40代。2児の母で会社員で夫がいます。40代・既婚・子持ちでは珍しい方かもしれませんが、夫とはコンスタントに性交渉があります。レスになったこともないです。
プ:コンスタントってどのくらいですか?
A:週2です。もちろん妊娠中や子どもが小さい時期など少し間が開いたり頻度が落ちることはありましたが、基本的には週2のペースを保っています。
ピ:理想すぎる。夫さんとの行為には満足できているのでしょうか?
A:はい。長めに前戯があり、挿入中は必ず私が果ててから夫が果てます。愛も感じますし、かなり満足しています。子どもが小学校に上がってからは、ふたりで有給をとって昼間に思いっきり声を出して行為をしたり、実家に預けてラブホテルにも行ったり。性についてはかなり楽しんでいる、という感じですね。
プ:お互いに性生活にはかなり満足をしている中で、なぜ女性用風俗の利用を検討したのでしょうか?
夫の夫自身が大きすぎる、好きすぎるあまりAさんの中で渦巻く「心配事」
A:あの…お恥ずかしい話なのですが、夫のアレがかなり大きいのです。サイズでいうと生々しいですが、スイッチが入ると夫のヘソがマルっと隠れるくらいです。
大学時代に知り合って、交際を開始して、ずっとその大きめの相手と行為をしてきています。最初は痛みがありましたが段々と気持ち良さに変わってきました。結婚する前には若さゆえ浮気をしたこともあります……が、夫以下の大きさでは満足できなくなっていることに気がつきました。
夫ともコンスタントにあるし特に不満はなく、それはそれでよかったのですが、ある時お風呂上がりの夫の通常時を見て気がついたんです。
「40代で元気があってあのサイズになる方が貴重。
いつかは必ず元気がなくなってこのサイズや硬さがなくなる…!」
そうなった時に大きくて硬いモノに慣れているわたしは、どうなってしまうのだろう?と。
プ:なるほど!前戯で果てることはないのですか?
A:正直ないんです。昔はあったのかもしれないのですが、記憶がすっぽり抜けて忘れてしまいました。もう「硬くて大きい」がデフォルトで、好きで仕方がなくて(笑)。
「これから先の人生、夫とずっと性交渉を持ち続けたい。でも夫が私の好きな状態にならなくなって、快楽を感じることができなくなったら、わたしは夫を愛し続けることができるだろうか?死ぬまでコンスタントに性生活を営み続けることができるだろうか?」と本気で悩みました。
中イキがデフォの私が信じられなかった「挿入がなくても満足って…」!そのセラピストの技を知りたくて
A:そんなことを考えているときにプリオさんの女性用風俗の記事を拝見し、「挿入ナシで満足できるなんてあり得るのか?」と興味津々になりました。
考えているうちに、女性用風俗に行って「開発」をしてもらったら、手や口でも満足することができる体になる。つまり夫の元気がなくなっても、満足度の高い性生活を送りつづけることができるのでは?と気がついたんです。
ピ:ご自身が夫婦生活において性行為が大切だと思うからこそ、今後も円滑な夫婦生活を送るために女性用風俗を活用し、自らの体を「開発」することを決めたんですね。夫さんには許可を取りましたか?
A:さすがにバレて離婚となったら本末転倒なので、相談しました。最初は「意味がわからない」と一蹴されました。
サイズのことや私が考えている今後の不安を懇々と説明して……話し合いの末、
- 「開発」が完了したら中止すること
- 期間は1ヶ月に1回×3回まで
- 費用は10万円まで
とルールを決めて許可をもらいました。
夫も了承「ダブルセラピストによる短期集中開発をオーダー」
プ:そうそう、初回からなぜセラピストを2名、通称ダブルセラピストをお願いすることにしたのでしょう?
A:わたしは雰囲気などで興奮したい、というよりも、なるべく早く「開発」を済ませて、手や口で果てることができる体になることが目的でした。プロセスよりも結果を重視していたというか。
しかも、夫と話して回数制限も設けられていますし。制限の中でいかに効率よく結果を出していこうかと考えた結果、たまたま自宅の近くにある女性用風俗店が「初回来店のお客様の全メニュー半額サービス」を行なっていたんです。
問い合わせをすると、ダブルセラピストのコースも初回であれば半額ですと。つまり1人に依頼する正規料金で2人にお願いできるならお得では? ということで依頼しました。
プ:初回半額を利用したんですね(笑)。過去には、複数人での経験はあるんですか?緊張しそう……
A:経験はありませんが、夫と一緒にラブホテルに行った時に複数から責められている女性のセクシービデオを見たことがあります。されるがままにされている女性を美しいと思ったし、前からも後ろからも……の光景に興奮した記憶があります。
ピ:夫さんとの間で決めたルールを守って、ちゃんと前戯でイケるようになるという、結果へのアプローチをしているのが素晴らしい。もしやAさんシゴデキウーマンですか?
『仕事ができる人は、他者への配慮も自分の欲望にも徹底的に向き合う』出世と性生活の関係性
A:仕事ができるかはわからないですが、先日役員になりました(笑)。昇進で勢いがついて女性用風俗の予約に至ったかもしれないですね。
話は変わりますが、仕事で結果を出すには、性欲が満たされている事ってすごく大切だと思っています。性欲って口にしづらい欲だからこそ、自分自身でもフタをしてしまいがちですよね。だからこそ満たされていないと他の欲に変換してしまって、健全に消化しにくく仕事のパフォーマンスに影響する気がしています。
なので出世できているのは、夫との性生活が良いおかげかもしれないですね。ちなみに夫もしっかり結果を出して昇進しています。
あくまで自論ですが、仕事が忙しいからレスとか言っている人はダメだと思っています。そのために仕事を早く切り上げるぞ、と。
性生活が楽しみで、こちらは残業どころじゃないわけですよ(笑)残業しないために日中のパフォーマンスが最大化されますから。そして次の日、出社時は笑顔で出社。出世のコツはこれですね。
プ:お仕事と性生活の満足度を結びつけて考えているのであれば、今後もお仕事で結果を出し続けるために、性生活も充実させよう、との発想に至るのも納得です。
▶︎▶︎Aさんが選んだ2人のセラピストさんはどんなタイプ?実際3人プレイって何するの?
ドーピング美人研究家
プリオ
2024年SNSにて離婚カウントダウンを開始。30歳就労経験なしからの離婚、自律&自立、海外就職のリアルを発信中。SNS上で仮想会社「プリオ社」を設立し、フォロワーを勝手に社員と呼ぶ。社訓は「いい人間・いい人生の創出」。社員には自分が見てきた全てを独自の視点から包み隠さず全て共有し、熱狂的なファンも多い。「ドーピング美人」とは血の滲む努力で「美人っぽく見せるスキル」を磨き上げ、後天的に獲得した自己改善型の「美人っぽさ」のことを指す。自分の人生・選ぶもの全てに納得したい思いが強く、納得消費を追求中。美容は成分、オシャレは本質を重視。
@100purio
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