オダギリジョー、出演を断り続けていた作品告白 決め手は入院中の実母からの言葉
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◆オダギリジョー「東京タワー」出演のきっかけは実母の言葉
映画「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」は病を患う母親と息子の物語。オダギリは「うちの母親もその頃、身体を悪くしてまして、入院してたんですよ。まぁ、癌ではないんですけど、軽いものでもなく…」と同作のオファーをもらった当時、自身の母親が闘病中だったことを明かした。
オダギリは「とてもじゃないけど、今『東京タワー』を演じられる精神状態にないと。あまりに被りすぎていて」と作品の設定と自身の境遇が似ていたために「ずっと断り続けた」と告白。ところが、ある日オダギリが入院中の母を見舞いに行くと、母親が原作小説を読んでいたという。オダギリは「『私のせいでできないっていうのはもったいないから、絶対にやってほしい』って本人から言われまして」と母親の願いを受けて同作に出演することを決めたと話した。
さらに、オダギリは「あの時母親がそう言わなかったら、絶対にやってない作品です」と率直な思いを吐露した。
◆オダギリジョー、樹木希林さんとの思い出語る
一方で、同作で共演し、2018年に亡くなった女優の樹木希林さんとの思い出を明かす場面も。オダギリは「息子のように可愛がってくれていて、いろいろと映画だけじゃなく『この本読みなさい』とか『この芝居を観なさい』とか」と気にかけてもらっていたと樹木さんとの交流を振り返った。
オダギリは樹木さんから様々な話を聞いたといい、中でも「一回、黒電話で寝てる裕也さんを殴ったって」と樹木さんが2019年に亡くなったロック歌手で俳優の内田裕也さんとのエピソードを話してくれたのが印象的だったと語った。(modelpress編集部)
情報:MBS/TBS
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