国家公務員試験2025一般職合格者1,258人増…新設の「教養」20歳合格者は868人
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国家公務員採用一般職試験(大卒程度)は、第2次試験を7月9日~25日に実施し、合格者を8月12日に発表した。一般職試験全体の申込者数は2万5,437人、受験者数は前年度比943人増の1万8,406人。合格者数は8,815人で、前年度(7,557人)と比べ1,258人増加した。このうち、行政区分は5,846(前年度6,075人)、技術系区分は1,206人(同1,482人)、今年度新設された教養区分は1,763人(新設)だった。
教養区分については、一般職試験(大卒程度試験)の他の試験区分よりも受験可能年齢を1歳低い「20歳以上」としており、20歳(大学3年生等)の合格者は868人で、教養区分の合格者に占める割合は49.2%となった。教養区分は、法律学などの専門試験に代えて一般的な教養を土台とした判断力・思考力等を問う試験を課す区分。
女性の合格者数は、4,152人(前年度3,250人)で、合格者数全体に占める女性の割合は47.1%(同43.0%)で女性の合格者数、合格者割合ともに2012年度以降過去最高となった。
区分別合格者の女性の割合は、行政区分は49.2%(前年度46.2%)、技術系区分は31.3%(29.8%)でそれぞれ2012年度以降過去最高となり、今年度新設された教養区分は51.1%で半数を超えた。
申込倍率(申込者数÷合格者数)は2.9倍、受験倍率(受験者数÷合格者数)は2.1倍だった。
一方、国家公務員採用専門職試験(大卒程度)は、申込者数は1万7,861人で、受験者数は前年度比2,118人減の1万1,354人。合格者数(7種類合計)は4,944人で、受験倍率は2.3倍となった。女性の合格者数は2,254人で、合格者全体に占める女性の割合は、前年度比0.7ポイント増の45.6%だった。前年に続き食品衛生監視員の女性割合がもっとも高く63.9%を占めた。
各試験の倍率は、皇宮護衛官(大卒程度)が6.7倍、法務省専門職員(人間科学)が2.9倍、財務専門官が1.7倍、国税専門官が2.1倍、食品衛生監視員が5.9倍、労働基準監督官が2.8倍、海上保安官が3.3倍。
最終合格者は、試験の区分ごとに作成する採用候補者名簿(「教養以外は」5年間、「教養」区分は6年間有効)に得点順に記載される。各府省等では採用候補者名簿に記載された者の中から、面接などにより採用者を決定。採用はおおむね2026年4月(教養区分を大学3年生で受験した場合は2027年4月)予定。
《田口さとみ》
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