世界初、小中学生向け量子リテラシープログラムが岡山県で開講 | NewsCafe

世界初、小中学生向け量子リテラシープログラムが岡山県で開講

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小学生・中学生向け、量子リテラシープログラム「Quantum Kids Pilot Program」を開講
小学生・中学生向け、量子リテラシープログラム「Quantum Kids Pilot Program」を開講 全 1 枚 拡大写真
 2025年8月から10月にかけて、岡山県倉敷市のAMAKIラボで、11歳から13歳の児童・生徒を対象にした「Quantum Kids Pilot Program」が実施される。このプログラムは、世界初の試みで量子リテラシーと実社会で役立つSTEMスキルに特化した3か月間の特別カリキュラムで構成されている。

 「Quantum Kids Pilot Program」は、小・中学生が量子リテラシーについて学ぶことができるプログラムで、AMAKIラボがEigensystems Pty Ltdと提携して実現した。量子リテラシーと実社会で役立つSTEMスキルに特化した3か月間の特別カリキュラムで構成されており、30量子ビットの量子コンピュータ「Quokka(クオッカ)」システムによる実践的な体験や、STEM分野で重要となる科学英語の指導が含まれる。

 参加者は岡山県在住の児童・生徒12名で、すでに選考が済んでいるという。プログラムの開講日は、金曜日と土曜日の全9回コースで、金曜日は午後6時45分から午後8時15分、土曜日は午前10時30分から正午まで行われる。

 内閣府は、Society5.0の進展を加速するうえで「先端量子技術の社会課題解決への応用推進」を提示しており、2030年までに量子技術の利用者1,000万人、量子技術による生産額50兆円規模、未来市場を切り開く量子ユニコーンベンチャー創出を目標として掲げている。

 Eigensystemsは、量子教育とリテラシーに特化した世界初のIT企業で、すべての世代の学習者に量子技術を届けることを使命としている。主力製品である「Quokka(クオッカ)」は、30量子ビットの量子コンピュータを模倣する個人用教育機器で、現在、日本(慶應義塾大学や沖縄科学技術大学院大学)、ニュージーランド、フィンランドなどの学校・大学等で導入されている。

 量子リテラシーに関する本格的な始動は9月のレッスンから行われる予定。見学を希望する場合は、AMAKIラボの担当者ウィン・カーン氏まで問い合わせとなる。

《風巻塔子》

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