【渡韓美容】年1・ガチ渡韓派だから感じる「心配ごと」。「体験ツアー」的に現地美容皮膚科へかかるリスク | NewsCafe

【渡韓美容】年1・ガチ渡韓派だから感じる「心配ごと」。「体験ツアー」的に現地美容皮膚科へかかるリスク

女性 OTONA_SALONE/BEAUTY
【渡韓美容】年1・ガチ渡韓派だから感じる「心配ごと」。「体験ツアー」的に現地美容皮膚科へかかるリスク
【渡韓美容】年1・ガチ渡韓派だから感じる「心配ごと」。「体験ツアー」的に現地美容皮膚科へかかるリスク 全 1 枚 拡大写真
  

コラムニストのプリオです。私は自他共に認める「本質追求型美容家」です。

とにかく根拠に基づいた美容が大好き。キャッチコピーは「肌が綺麗に見えるファンデーションを探すより、ファンデーションなしで生きていける肌を手に入れよう」です。

最近、SNSで「肌が生まれ変わった!」とか「渡韓美容で人生が変わった!」みたいな投稿、よく目にしませんか?キラキラした写真と一緒に、ドラマチックな変化を謳う言葉がずらっと並んでて、見ているだけでワクワクしますよね。

でも、ちょっと待って。

私たちが目にするそういう「圧倒的な効果」って、実はかなり特殊なケースで、多くの場合は「魔法」ではないのだということを、オトナ世代のみなさまに伝えたいと思います。

美容医療は魔法じゃない、地道に「肌育成貯金」と思って日々ケア

大前提として、1回で劇的に肌が生まれ変わる美容医療なんて、ほぼ存在しないと思ってください。これは、美容皮膚科学における普遍的な真理といえます。

肌のターンオーバーは約28日周期で、真皮層のコラーゲンやエラスチンが生成されるにはもっと長い時間が必要。例えば、レーザー治療やピーリングは、肌の再生サイクルを後押しするトリガーのようなものであって、1回の施術で肌の構造自体が根本から入れ替わるわけではありません。

だからこそ、日々のスキンケアだって同じこと。巷には「塗るだけでシワがピンっ!」と薬機法スレスレのキャッチコピーを掲げる商品も多いですが、あれは一時的な保湿や光反射による視覚効果であることがほとんど。化粧品単体で真皮層にまで働きかけて、シワやたるみを改善する、なんていうのは今のところ、科学的根拠に乏しい幻想に近いと言えるようです。

私たちが目指すべきは、一時的な「改善」ではなく、長期的な「肌育成」です。信頼できる成分や施術を少しずつ肌に貯金していくような、その積み重ねが将来の自分の肌を豊かにしてくれるのです。

▶︎人気の渡韓美容ですが…リピーターだから伝えたい「リスク」と「メリット・デメリット」

ちょっと待ってそれ医療行為!渡韓美容「体験ツアー」のリスク

最近、韓国での美容医療も大人気ですよね。私もソウルには行きつけのクリニックがあって、1年に1〜2回は渡韓美容を楽しんでいます。私はレーザーなどの照射系治療は日本。ヒアルロン酸注入やたるみ治療は韓国、と目的に応じて行きつけのクリニックを変えています。

1回の渡韓美容(韓国の美容クリニックの訪問)で魔法のような効果を期待する人たちのことを、冗談で「体験ツアーの参加者さん」と呼んでいます。異国で顔に麻酔を塗ってあれこれ注射や照射を受ける様子は写真映えもするし、確かに「体験」としては面白いかもしれません。

でも忘れてはいけないのは、これは「医療行為」であるということ。

医療行為には必ずリスクが伴います。万が一、施術中に何かトラブルが起きた場合、言葉の壁がある異国の地で、誰が私たちを助けてくれるのでしょうか。

最近わたしが特に心配しているのが、アートメイクです。

日本ではアートメイクは医師、もしくは医師の指導のもと、看護師が行ってもよいことが法律で定められています。そして、使用する機材やインクも医療機関を介して購入するため、FDAやCEマークを取得した安全性の高いものが主流。費用はかかりますが、将来MRI検査を受ける際に支障をきたす可能性が低い、金属含有量の少ないインクが選ばれることが多いです。

ところが、韓国ではアートメイクの施術に医師免許は必須ではありません。さらに、免許がなくてもインクや機材の購入が可能。安価な価格に飛びついて施術を受けた結果、将来MRIを受けられなくなるリスクや、衛生管理が不十分な環境で施術を受けるリスクもあるのです。

安さには必ず理由があります。

メリットとデメリットをしっかり理解した上で、渡韓美容を経験することは素晴らしいと思います。ただ、くれぐれも「安いから」「流行っているから」という安易な理由だけで、大切な自分の肌と健康を危険にさらさないでほしいものです。

▶︎結局、美肌になるには「投資」のような

美肌は「継続」することで複利が効いてくる「投資」である

もう一度言わせてください。

1回で劇的に綺麗になる魔法は、どこにもありません。

私たちが目指すのは、「ファンデーションがいらない(そのくらい素肌がキレイな)肌」。

そのためには、信頼できるクリニックを見つけ、適切な施術を定期的に受けること。そして、毎日の丁寧なスキンケアをコツコツと続けること肌は、私たちが与えたものを正直に反映します。地道な継続こそが、最も確実で、最も効果の高い美容法なのだと、声を大にして言いたい。

▶︎▶︎次回は、私の友人でもある韓国の美容クリニックで大人気のカウンセラー兼日本語通訳、ジョンアさんに、日本人が韓国美容医療を受ける上で「ここだけは気をつけてほしい!」というポイントを教えてもらいます。9月配信、お楽しみに!


《OTONA SALONE》

アクセスランキング

  1. クロちゃん、1番結婚したい女性芸能人を告白「別れて結婚してほしい」

    クロちゃん、1番結婚したい女性芸能人を告白「別れて結婚してほしい」

  2. 3児の母・藤本美貴、リアルな子育て事情・多忙ぶり告白 仕事の合間に一時帰宅で家事も「家で走ってる」

    3児の母・藤本美貴、リアルな子育て事情・多忙ぶり告白 仕事の合間に一時帰宅で家事も「家で走ってる」

  3. timelesz篠塚大輝への誕プレが「ディレイ」もらって嬉しいものに即答も「僕料理しない」

    timelesz篠塚大輝への誕プレが「ディレイ」もらって嬉しいものに即答も「僕料理しない」

  4. 影山優佳、キャミトップスで肌見せ「色気増す」「美肌」の声

    影山優佳、キャミトップスで肌見せ「色気増す」「美肌」の声

  5. 地下アイドルの世界は複雑。推しでもないのに推し活している理由とは【かつて女の子だった人たちへ #56】

    地下アイドルの世界は複雑。推しでもないのに推し活している理由とは【かつて女の子だった人たちへ #56】

ランキングをもっと見る