山田裕貴「見るたびにムカついていました」対立する役演じる人気俳優への思い告白【ベートーヴェン捏造】
芸能
モデルプレス/ent/movie

【写真】山田裕貴と対立する役演じた人気俳優
◆山田裕貴、神尾楓珠は「見るたびにムカついて」
レッドカーペットイベントでは、それぞれの役衣装に身を包んだキャスト陣が会場のエスカレーターから続々と登場。山田は「このエスカレーターで登場するのが初めてだったので、みんな困惑してる(笑)」と共演者を見渡して笑った。
続いて、劇場に移動してのプレミアムナイトイベントでは、ベートーヴェン役の古田が「意外とベートーヴェンに見えるもんでしょう」と観客にアピール。山田は「ベートーヴェンにしか見えなくて、立ってるだけで笑えてくる(笑)」と笑顔を見せていた。
撮影はバーチャルプロダクションという技術によって、ほぼ都内で行われたという。山田が「床にグリーンバックを敷いて、背景には映像が映る。いち早くハリウッドの方式を採用した撮影の仕方だった」と明かすと、古田は「(今後)海外ロケないよ」と海外に行かなくても現地を訪れたかのように撮影できる技術のすごさを伝えていた。
ベートーヴェンが愛した晩年の秘書、カール・ホルツ役の神尾は、山田演じるシンドラーとは対立する役どころ。山田が「対立する役だったんで、楓珠見るたびにムカついていました」と打ち明けると、神尾は「“捏造”であってほしいんですけど、それ」と作品タイトルに絡め、山田は「これ、本心です」と言い放って笑いを誘った。
そんな中、古田は「(山田より)楓珠のほうが可愛い」と役の関係を重ねてコメント。山田が「楓珠のほうが可愛いんだ。なんかあれだな」と納得のいかない様子を見せると、古田は「山田のことは信頼しているけど、可愛いのは楓珠」と補足。山田は「まぁ、信頼だけ勝ち取れているなら(笑)」と話していた。
本作は、歴史ノンフィクションの傑作『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(かげはら史帆著/河出文庫刊)の実写化。忠実なる秘書・シンドラー(山田)が、憧れのベートーヴェン(古田)を絶対に守るという使命感から、彼の死後に、「下品で小汚いおじさん」から「聖なる天才音楽家」に仕立て上げるため奔走する姿を描く。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》