本作は、爆弾の在りかを探す警察と犯人との取調室で行われる先読み不能の謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行する、極上のミステリーと超ド級のアクションが織り成す究極のエンターテインメント。圧倒的な情報量で、人の本質を突きつける、令和最大の衝撃がスクリーンで明らかになる。
今回公開されたのは、キャストたちの“声”の熱演だけで、心理戦や緊迫の攻防が鮮明に浮かび上がるセリフ映像。類家／山田裕貴
爆弾の存在を予告する謎の男・スズキタゴサクと対峙する交渉人・類家。冷静ながら、飄々とした振る舞いの裏に潜む、鋭い眼差しで取り調べを進め、爆弾の情報を明かさないタゴサクに向かい、「いずれ後悔するよ、俺に会っちゃったこと」と宣戦布告。挑発や決意が滲み出しており、キャラクターの存在感が鮮烈に浮かび上がるようだ。
倖田／伊藤沙莉
東京のどこかに仕掛けられた爆弾を追いかけ奔走する、交番勤務の巡査・倖田。相棒の巡査長・矢吹には気さくに接する一方、「ぶっ潰してやる!!」と怒りを剥き出しにする瞬間には、思わず息をのむ。
等々力／染谷将太
タゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力。感情の抑揚のない喋り方で、タゴサクに対しても平静を保つが、次第に彼の危うさを肌で感じていく。「人を傷つけて平気な顔をする奴を、俺は人間とは呼ばない！」と声を荒げる瞬間、等々力の揺るぎない正義感が鮮烈に浮かび上がる。
清宮／渡部篤郎
タゴサクと交渉する類家の上司・清宮。警視庁捜査一課のエリートとして、冷静にタゴサクと向き合うが、ある理由から類家をサポートする立場に回る。「それでも決断するしかない。お前ならやれる。解け」と力強く類家の背中を押す、頼れる上司としての姿が、信頼感と覚悟を際立たせる。
スズキタゴサク／佐藤二朗
警察の前に圧倒的な脅威として立ちはだかる、謎の男・スズキタゴサク。爆弾の存在を予告しつつ、刑事たちの取調べを巧みにかわし、突如として謎めいたクイズを出題。得体の知れなさが、異様な緊張感を生む。「爆発したって、べつによくないですか？ その人が私に十万円貸してくれるわけじゃないし…」と平然と言い放つタゴサク。その腹の底の読めなさは、観る者に恐怖と戦慄をもたらす。
なおこの音声は、8月29日（金）より順次、一部劇場にて展示がスタートする、特製スタンディに登場。ボタンを押せば、ランダムでキャラクターのセリフが響く。
『爆弾』は10月31日（金）より全国にて公開。
