話題作での演技力が光る女優・田牧そら、小栗旬&坂口健太郎らを見て学んだこと 不安になる度に思い出す言葉とは?【「いつか、無重力の宙で」インタビュー】
芸能
モデルプレス/ent/wide/show3

【写真】小栗旬&坂口健太郎らを「本当に素敵」と語った女優
◆「最高の教師」「スカイキャッスル」など数々の話題作に出演・田牧そらとは?
田牧は子役として幼少期に芸能デビューし、2011年には『マドンナ・ウェルデ~娘のために産むこと~』(NHK総合)でドラマ初出演。2015年から放映されたニコンのCMでは小栗旬と共演し、嘘泣きの演技が話題を呼んだ。2018年からはバラエティ番組『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(NHK総合)に日直アシスタントとしてレギュラー出演したことでお茶の間に親しまれる存在となった。
2021年には小栗旬、綾野剛、田中圭など実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメントに移籍。ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系/2023)、『スカイキャッスル』(テレビ朝日系/2024)、『連続ドラマW I, KILL』(WOWOW/2025)など話題作に多数出演し、演技力が光る注目の女優である。
そんな田牧は『いつか、無重力の宙で』に女子高校生・望月飛鳥役として出演。友人に変わった子だと思われないように、宇宙に興味があり天体観測に出かけるのが好きだということを隠している役柄である。なおオーディションを経て本作への出演が決定した。
◆田牧そら、青春を感じたこと
― オーディションで選ばれたとのことで、合格を聞いたときの気持ちを教えてください。またオーディションのためにどのような準備をしましたか?
田牧:率直にすごく嬉しかったです!オーディションでは、天文部のみんなに宇宙を語るシーンの台本をいただいたのですが、展開や言葉の言い回しがとても面白くて、演じていてワクワクしました。だからその世界の一員になれるんだと思うと、本当に幸せだったんです。準備はとにかく台本を何度も読んで、自分とキャラクターを重ねながら自然に言葉が出るように練習しました。
― 劇中では天文部の友人と夢を語り合うという青春を送られていますが、田牧さん自身が青春を感じたことを教えてください。
田牧:天文部のみんなと一緒に一生懸命になれた時間は、まさに青春そのものでした!大人チームのみなさんの現場を見学させてもらったり、天文講習会や科学館に行って宇宙の話をしたり。小さなことで笑い合ったり、真剣に語り合ったりしながら同じ目標に向かって頑張れた時間は、とても楽しかったです。
◆田牧そら、山本耕史の言葉をお守りに
― 望月飛鳥はクラスの友人に合わせるために宇宙に興味がある気持ちを隠していましたが、天文部の仲間と出会い自分らしさを取り戻していきます。田牧さん自身も誰かのおかげで秘めていた気持ちを表に出せた経験はありますか?
田牧:私はいつもお芝居に助けられています。普段は気持ちを素直に表現するのが少し苦手なのですが、お芝居をしているときは不思議と自分の気持ちに正直でいられるんです。役を通して、心の中にあるものを外に出せている感覚があります。
― 『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、『スカイキャッスル』、『連続ドラマW I, KILL』など、数々の話題作に出演されていますが、当時の共演者からのアドバイスで今作にも活きたことはありますか?
田牧:どの現場でも学ぶことはたくさんあるのですが『I, KILL』で共演させていただいた山本耕史さんの言葉が特に印象に残っています。「自分を信じてね。自分の楽しいことややりたいことを続けていれば、結果もついてくるから」と言っていただいて。新しい作品に入るたびに周りの評価や期待を気にして不安になることもありますが、その度にこの言葉を思い出して勇気をもらっています。今回もこの言葉をお守りみたいにしていました。
◆田牧そらの悲しみを乗り越えた方法
― 「Tristone Fan Fes2025 ~UNDOKAI~」にも出演され、先輩方から吸収することも多かったと思います。そこで感じたことや先輩の姿を見て学んだことが、今作も含めて仕事への向き合い方や意識の変化に繋がったエピソードはありますか?
田牧:初めてお話しする先輩方も多かったので、とても新鮮で刺激的な時間でした。特に私が所属したチームグリーン(※)のみなさんは、本番前の競技決めや練習から「どうしたらお客さんに楽しんでもらえるか」を1番に考えていて、その姿が本当に素敵だと思いました。私もまずは見てくださる方に楽しんでもらうことを大切にしながらお仕事をしたいと改めて感じて、今回の作品にも臨みました。
※小栗旬がキャプテン、坂口健太郎が副キャプテンを務めた。
― これまでの人生で壁にぶつかったこともあったと思います。そのときに悲しみを乗り越えた方法を教えてください。
田牧:周囲の声に対して、不安に思ったり落ち込んだりしてしまうことはよくあります。でも「自分を信じよう!」と思うようにしていて。そして信じてあげられる自分でいるためには、ちゃんと準備しておくことが大事だと思っています。台本を何度も読んだり、役に必要な知識や技術を学んだり。そうやって準備を積み重ねることで、少しずつ不安を乗り越えられるようになりました。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
INTERVIEW PHOTO:加藤千雅
◆田牧そら(たまき・そら)プロフィール
2006年8月2日生まれ。子役として幼少期に芸能デビューし、2011年には『マドンナ・ウェルデ~娘のために産むこと~』(NHK総合)でドラマ初出演を果たした。2013年からはフジッコのイメージキャラクター「ふじっ子ちゃん」としてCMに出演。2015年から放映されたニコンのCMでは小栗旬と共演し、嘘泣きの演技が話題を呼んだ。2018年からはバラエティ番組『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(NHK総合)に日直アシスタントとしてレギュラー出演し、お茶の間に親しまれる存在に。2021年には小栗旬、綾野剛、田中圭など実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメントに移籍。「ショートショート劇場『こころのフフフ』」(WOWOW/2021)では主演を務めたほか、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系/2023)、『スカイキャッスル』(テレビ朝日系/2024)、『連続ドラマW I, KILL』(WOWOW/2025)など数々の話題作に出演している。
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》