【高校受験】群馬県立高校改革、県内8地区で情報交換会
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群馬県では2025年度の県立高校入試で全日制高校の約6割が定員未充足となった。少子化が加速する中、進路選択への影響や、部活、交友関係の縮小など、子供への影響に加え、急速に変化する社会への対応が求められている。
地区別情報交換会は、県内を8地区(前橋、伊勢崎・佐波、高崎・安中、藤岡・多野・富岡・甘楽、渋川・吾妻・北群馬、沼田・利根、桐生・みどり、太田・館林・邑楽)に分けて開催。地区の代表者が参加し、各地区の県立高校の状況など、情報を共有する。その後、準備の整った地区から順次「地区別検討会」を開催し、地域住民からの意見を踏まえて、地区の県立高校の在り方をゼロベースで検討していく。
同日行われた定例記者会見で山本一太知事は、すべての子供に公平で質の高い教育を保障することを前提とし、地域と連携しながら検討を開始すると説明。沼田地区の新校の例では、OB・OGの意見を聞きながら進めて、非常に評判が良かったという。深刻な現実だけでなく、前向きに新しい流れを生み出す姿勢で進めていくと述べた。
なお、地区別情報交換会と地区別検討会の開催日時や参加者などの詳細については、各地区の関係者と相談のうえ、決定し次第、あらためて公表するとしている。
《川端珠紀》
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