11月8日から、東急歌舞伎町タワーにて、乃木坂46の6期生、櫻坂46の4期生、日向坂46の5期生がそれぞれライブ公演を行う『新参者 二〇二五 in TOKYU KABUKICHO TOWER』が開催される。本企画は2023年にも行われており、各グループに新世代が加入したことを受け、約2年ぶりの開催となった形だ。そこで本記事では、乃木坂46の6期生の中からステージでのパフォーマンスに期待したい3人をピックアップし、それぞれが示す新世代の可能性を掘り下げていきたい。
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まず、鹿児島県出身の20歳・瀬戸口心月は、6期生の象徴的存在と言えるだろう。中学では吹奏楽部、高校ではチアリーディング部に所属し、仲間と共に一つのステージを作り上げる喜びを体験してきた。学生時代の経験を通じて育まれた熱量と求心力は、彼女のパフォーマンスに説得力を与えている。39thシングル『Same numbers』のTYPE-Aに収録された6期生楽曲「なぜ 僕たちは走るのか?」では、センターに抜擢。MVでは、フレッシュな6期生を象徴するような瑞々しいパフォーマンスでファンを魅了した。誠実な人柄と内面から滲み出るエネルギーは、ライブの現場でさらに力強い輝きを放つことになるだろう。
兵庫県出身の18歳・海邉朱莉は、6期生の中でも高い歌唱力を誇るメンバーだ。6期生が時代を超えて歌い継がれる名曲のカバーに挑戦する番組『乃木坂スター誕生!SIX』(日本テレビ系)では、平原綾香の「Jupiter」や、鬼束ちひろの「月光」といった難しい曲を堂々と歌い上げ、ファンからも、「歌声が抜群に良い」「圧巻すぎた」「声の艶がいい」と高く評価された。『新参者』の舞台で、彼女の歌声は6期生のパフォーマンスを一段と引き上げるような存在感を示してくれるのではないだろうか。
また、静岡県出身の20歳・大越ひなのは、6期生が初参加となった『真夏の全国ツアー2025』で注目度を上げたメンバーだと言えそうだ。SNSでは、ライブを観に行ったユーザーから、「印象に残るパフォーマンス」「ダンスも独特のキレと手脚の長さで、魅入った」「ひなのちゃんのダンスは指先まで意識してるのが伝わってくるくらいしなやかで綺麗」「今後のライブがより楽しみ」など絶賛の声があがっており、彼女のステージを生で観て心を掴まれたファンが多いことがうかがえる。『新参者』でもぜひ注目したい存在だ。
三者三様の輝きは、6期生が乃木坂46の未来を担い、新しいグループ像を切り拓く存在であることを示している。今回行われる『新参者 二〇二五』は、頼もしい新世代が物語を紡ぎ始める幕開けとなることだろう。