KEY TO LIT、結成半年で初のアリーナツアー開催 巨大オブジェ・宙吊り…ド派手演出多数&“嵐メドレー”で魅せた伝統継承の思いも【WAKE UP THE FOOL】
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モデルプレス/ent/music

【写真】KEY TO LI「天」描かれたド派手な巨大セット
◆KEY TO LIT、グループ初のアリーナツアー開催
2025年2月16日に結成されたKEY TO LIT。メンバーは岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」)、井上瑞稀、中村嶺亜、猪狩蒼弥、佐々木大光の5人から構成され、歌・ダンス・演技・バラエティと経験豊かな個性溢れるメンバーが勢揃いしていることでも人気を博している。そんなKEY TO LITにとって初のアリーナツアー「KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL」は、5都市20公演で合計約20万3000人を動員。新時代の「旗手」として新しい形で魅せるステージに仕上がっている。
◆KEY TO LIT、巨大オブジェ・宙吊り…ド派手演出で観客魅了
岩崎のソロ歌唱と、メンバーの影が映し出された映像からライブがスタート。その後、「奇天烈」(キテレツ)の文字から着想を得た「天」の巨大オブジェに乗ったメンバーがメインステージに登場した。オリジナル楽曲「WAKE UP THE FOOL」が始まり、一人ひとりがカメラに抜かれると会場からは大きな歓声が沸き起こった。
続く「Cry out」(Snow Man)では、迫力のあるダンスと歌声でグループの色をアピール。ストリートコーナーでは、佐々木がドラムを披露し観客とコール&レスポンスを行ったほか、猪狩がラップで会場を盛り上げた。グループのスタート地点であることを表した「こっから」(SixTONES)では、岩崎が「KEY TO LITこっからどこまでも行こうぜ!」と叫ぶ場面もあった。
MCでは嬉しいサプライズ発表も。猪狩が「とある大きめの映画に出演させていただくことになって…僕がなぜこの髪色になったのか、あの不自然な金髪はなんだったのかも含め、楽しみにしていてください!」と話すと、観客からはどよめきが起こった。さらに、中村が「来年の春、僕にとって初の個展を開催します!」と発表。メンバーが口々に「おめでとう!」と祝福すると、中村は「めちゃくちゃ嬉しい。みんなが願ってくれたこの夢、叶いました!」とファンへ呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。
◆KEY TO LIT、“嵐メドレー”で魅せた伝統継承の思い
井上が「僕たち結成半年のグループではありますが、これまで歴代の先輩方が大切にしてきた歴史や伝統文化をずっと大切にしていきたいと思っています。その中で、今回は2026年に活動を終了される嵐さんの楽曲を、KEY TO LITなりに精一杯リスペクトを込めてカバーさせていただきたいと思います」と嵐への思いを口にしてスタートしたのは“嵐メドレー”。5人での「SUNRISE日本」から、「果てない空」では井上がソロで美しい歌声を響かせ「truth」では佐々木が唯一無二のダンスをパフォーマンス。「Believe」では猪狩が櫻井翔のラップパートを継承し、マイガールでは中村が柔らかな歌声を披露、「One Love」では岩崎がソロで伸びやかな歌声で観客を惹きつけ、グループとしてのオールマイティーさをアピールした。最後には嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」を5人で振り付けもそのままカバー。国立競技場へ立つことを目標とする彼らだからこその思いのこもったメドレーとなった。
ペンライトをオフにして楽しむコーナーでは、和をテーマに電飾衣装をまとったメンバーがステージ上に登場。SMAPの楽曲「Battery」に合わせ、メンバーが光り輝く姿はまさに絶景。曲のラストにはオープニングの「天」の巨大オブジェにメンバーが吊るされるサプライズ演出もあった。
KAT-TUNの「DON’T U EVER STOP」では、中央ステージに巨大なシャンデリアが登場し、井上と中村が顔を寄せ合うなど、メンバーが鎖を使って激しく妖艶なダンスを披露。クライマックスには火花が散ると同時にシャンデリアが落下し、驚きの連続の演出で観客を楽しませた。
最後の挨拶で、グループのセンターを務める岩崎は「僕たちKEY TO LIT、国立競技場に絶対に立ちます」「日本国民を熱く盛り上げられたらいいなと本当に思っています」と堂々宣言。新曲「Burn Down」では炎と火花が連続で吹き上がる中、激しいダンスと圧倒的な歌唱力で魅了し「国立競技場」という目標への熱い闘志を見せつけた。(modelpress編集部)
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