ダンサー800人が白熱バトル ストリートダンスイベント「WORLD DANCE COLOSSEUM 2025」レポート公開
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【写真】“世界最高峰ストリートダンスイベント”ダンス中の様子
◆「WORLD DANCE COLOSSEUM 2025」予選にはダンサー約1000人集結
本イベントは、2009年に日本で誕生した2対2形式のストリートダンスバトル。HIPHOP、LOCKIN’、WAACKIN’、HOUSE、POPPIN’、KIDS ALL STYLE、HIGHSCHOOLの主要ジャンルを網羅し、現在では日本のみならず、中国5都市(北京・南京・武漢・青島・合肥)やシンガポールなど海外にも予選を拡大。世界トップレベルのダンサーが横浜に集い、世界一の称号を懸けて競い合う、世界最大級のストリートダンスイベントへと進化している。
10月18日に開催された予選には、世界各国から約1000人近いダンサーが集結。参加国は、中国・韓国・台湾・インド・カナダ・アメリカ・ドイツ・フランスなど、まさに “WORLD DANCE COLOSSEUM” の名にふさわしい顔ぶれとなった。特にPOPPING部門は例年以上の盛り上がりを見せ、ハイレベルな戦いが続いた。
◆「WORLD DANCE COLOSSEUM 2025」白熱のダンスバトル見せる
本大会では、KIDS、HIGHSCHOOL、HIPHOP、LOCKIN’、WAACKIN’、HOUSE、POPPIN’の7部門で、800人のダンサーによる決勝戦が実施。審査は、音楽性・技術力・オリジナリティ・表現力・バトル性の5つの観点を総合的に評価し、世界基準のスキルと個性が激しくぶつかり合った。中でも、高校生部門「HIGHSCHOOL ALL STYLE 3on3」では、若いエネルギーとチームワークが炸裂。観客からは大きな歓声が上がり、審査員のコメントにも「世代を超えたムーブメントの象徴」との声が上がった。
本大会には、世界王者THE D SoraKi(HIPHOP部門)や、CAA契約で世界的注目を集めるMiyu(HOUSE部門)など、世界の第一線で活躍するダンサーが多数参戦。彼らの圧倒的なパフォーマンスは、会場を一瞬で魅了し、ダンスの未来を感じさせる内容となった。
各カテゴリーともベスト8からスタートし、午後にかけて白熱したバトルが続いた。ステージ上では一瞬の静寂と爆発的な歓声が交錯し、どの試合も世界大会にふさわしい熱気に包まれた。各部門の優勝者が称えられたあと、フィナーレではジャンルを超えた即興セッションが自然発生し、出演者と観客が一体となる瞬間も見られた。
WDCは今後もアジア・欧米への展開を強化し、次世代ダンサーの育成にも注力していく予定である。(modelpress編集部)
◆決勝大会審査コメント(大会総評)
今年のWDCファイナルは、まさに“想像を超える一日”でした。各国の代表が集結する中で、特に海外勢の躍進が目立ち、会場を大きく沸かせました。国境を越えて技術と情熱をぶつけ合うその姿に、世界大会ならではの緊張感と興奮がありました。また、これまで大会をけん引してきた優勝候補のチームがまさかの敗退を喫する一方で、新たな才能が頭角を現す“世代交代”の気配も感じられる戦いが繰り広げられました。勝敗に関係なく、どのチームもこのステージに立つまでに積み重ねてきた努力と、その一瞬にすべてをかける姿勢には、審査員としても心を打たれました。ここからまたそれぞれの挑戦が続いていくことと思います。今日の経験が次のステップへの原動力となることを願い、すべての出場者に大きな拍手とエールを送ります。
◆高校生部門審査コメント(優勝チーム講評)
「去年同じメンバーで出場し、準優勝という悔しい結果だったので、今年も同じ3人で挑み、優勝できたのは本当に嬉しいです。チームの空気感や仲の良さがそのままダンスに出て、ルーティン中も心から楽しんで踊ることができました。女子3人という編成で、ちょっと可愛らしさも出せたと思います」
― 夢を叶えるために大切にしていることは?
「とにかく“努力だけは絶対に惜しまない”という気持ちを大切にしています。そして、何よりも“自信”を持つこと。それが夢を叶えるためにはすごく大事だと思います」
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《モデルプレス》