櫻坂46が、10月29日に13thシングル『Unhappy birthday構文』をリリースする。今作では3期生の村井優が初の表題曲センターに抜擢。新たな風を感じさせる挑戦的な形となった。そこで本記事では、村井を中心に据えたフォーメーションについて考えつつ、3期生が台頭する櫻坂46の“今”を紐解いていきたい。
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『Unhappy birthday構文』のフォーメーションは、14名による3列構成。そのうち3期生が7名と選抜メンバーの半数を占める構成となっており、グループの世代交代が本格化している印象だ。2期生のエースは2列目から全体を支える立場に回ることで、安定感を保ちながら若手を伸ばすバランスの取れた布陣に。村井が中心となる新体制は、櫻坂46が新たなフェーズへと進んでいく象徴と言えるかもしれない。
村井は、2023年に櫻坂46の3期生として加入。数々の楽曲でレベルの高いパフォーマンスを見せてきたメンバーで、その実力が認められ、満を持してセンターに選ばれた。加えて、同じく3期生より、初選抜となった遠藤理子にも注目したい。選抜発表後のブログでは、「まだまだ力不足なことも多いですが、 皆さんには純粋にこのグループを好きでいてもらいたい」「わたしの存在が少しでもこのグループのプラスになるよう精一杯頑張ります!」と意気込んでおり、真っ直ぐな想いが伝わってくる。選抜メンバーとして印象的なパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
10月16日には、『Unhappy birthday構文』のMVが公開された。楽曲のテーマ「誕生日を祝う・祝われる」ことに対する想いをポップ・アート・ダークに表現しており、楽曲に合わせて映像もめまぐるしく展開。センターの村井は思わず引き込まれるような表情や鬼気迫る圧巻のソロダンスを披露し、コメント欄には、「目の表現がすごい」「センター適正が高すぎる」「めっちゃ最高」「とにかく村井さんの表現力が凄すぎる」と絶賛の声が相次いだ。櫻坂46の大きな強みである表現力とダンスを前面に押し出した、まさに“真骨頂”とも呼べる楽曲だと言えるだろう。
村井を中心とした新体制は、グループにどんな変化をもたらすのか。3期生が主役となる13thシングル『Unhappy birthday構文』は、櫻坂46が次の時代へと歩み出す第一歩として、多くのファンの心に残る作品になりそうだ。