現在48歳の筆者は美容研究家・美容ライターとして活動していますが、30代半ばの頃は50代向けの化粧品を勧められるほどの老け肌に悩まされた専業主婦でした。それが今では、美容医療なしのほぼセルフケアで、某化粧品会社の肌診断機では肌年齢マイナス14歳、市販の肌チェッカーでは肌年齢マイナス21歳と診断されるほどの巻き戻しを叶えました。
これから数回に渡り、美肌にたどり着いた秘訣を紹介します。1回目の今回は、スキンケアでやめて良かったこと3つを紹介します。
▶30代後半でこんなに老けていた…!
48歳の今より30代半ばのほうが断然老け肌だった
30代半ばの頃デパートのコスメカウンターで、50代向けの最高級スキンケアラインを勧められるほど老け肌でした。上の画像は39歳の頃のすっぴん画像ですが、それ以前のものが手元にないだけで、これよりももっと老けていました。
現在の画像も39歳の画像もiPhoneで撮影したものですが、カメラの性能が格段に向上したことを差し引いても、老け肌だった頃は顔全体のトーンがかなり暗く、部分的に角質などが溜まった状態が確認できるはず。
また、目元や口角がひどくくすんでいたので、淡い色のアイシャドウやリップは使えませんでした。さらに、頬がたるみ、今よりもかなり低い位置に頬のトップがあり、ほうれい線も長く深く刻まれていました。
現在は、39歳の頃にはなかった肝斑や赤みが頬にうっすらあるものの、ツヤ感といい、頬の位置、ほうれい線の状態といい明らかに見た目印象も巻き戻されていると自負しています。これだけの変化を10年近くかけて、美容医療なしのほぼセルフケアでコツコツ叶えてきました。
取り組んできたのは、スキンケアだけでなく、生活習慣の見直しや食事の内容、頭皮ケア、ボディメンテナンスなど多岐に及びます。しかし、知識と経験を手にした今、最初のアクションは、老け肌につながる習慣を見直すことから始めることがベストだと感じています。
▶スキンケアでやめて良かったことは、多くの人がやっているアレ
スキンケアでやめて良かったこと3つ
(1)ポイントメイクアップリムーバーを頻繁に使うのをやめた
老け肌だった頃は、毎日ばっちりメイクをしていました。アイライナーやマスカラ、リップなど落ちにくいものを使う頻度が高く、しっかり落とすために毎日洗浄力の強いポイントメイクアップリムーバーを使っていました。
しかし、コットンによる摩擦や洗浄力の強いポイントメイクアップリムーバーの使用は、目元や口元のくすみ、乾燥、小ジワに繋がっていた可能性があります。
そこで、ポイントメイクアップリムーバーの使用頻度を下げることを考えました。アイメイクを休む日を増やしたり、石鹸で落とせるアイシャドウやお湯落ちタイプのマスカラを使うなど工夫したのです。
また、ポイントメイクアップリムーバーを使う場合は洗浄力が比較的マイルドなものを使用し、コットンにたっぷり含ませて目元に数秒置き、優しく拭うようにメイクを落とし、できるだけ摩擦が起きないように気をつけました。
▶スキンケアでやめてよかった化粧水の塗り方とは?
(2)化粧水の一度塗りをやめた
化粧水を塗る方法はいくつかありますが、老け肌だったときは、化粧水は一度手でパパッと塗っておしまいでした。スプレーやミストタイプを使用するときも同様にシュッと一度吹きかけて満足していました。
しかし、筆者は皮膚が元々薄く、水分を抱え込む力が弱い乾燥肌であることを考えてみても、化粧水の量が十分ではなかったと感じています。また、この方法ではムラになっていた可能性もあります。
今では、肌状態や化粧水のテクスチャーによって塗り方は使い分けています。どの場合でも3回ほど塗り重ね、1回ずつなじむ時間を取ってからハンドプレス(手で顔を覆うように化粧水を押し込む)し、塗り重ねて、特に乾燥が気になる部分にはさらに塗り足すようにしています。
後編では、どんよりくすみ顔になってしまった原因のひとつと考える、〇〇〇洗顔をやめた話をします。そして、現在行なっている乾燥肌を救う特殊な洗顔方法についても紹介します。
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