本作は、ウイルスの蔓延による絶望の先を描くサバイバル・スリラー。ダニー・ボイル監督とアレックス・ガーランドが製作・脚本を手がけ、監督は『マーベルズ』のニア・ダコスタが務める。
28年前、人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。ウイルスを免れた孤島ホーリーアイランドで生まれ育った少年スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)は、本土で生き延びていたドクター・ケルソン(レイフ・ファインズ)と出会い、そして病気の母親を看取る。その後、ウイルスが蔓延するイギリス本土でひとり生きる道を選ぶ。前作のラストで、感染者に襲われかけたところを、ジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)率いる全員金髪の暴力的なカルト集団「ジミーズ」に救われたスパイク。しかし、彼に与えられたのは救済ではなく、救いのない世の中で待つさらなる絶望だった。
この度解禁された予告編では、SF作家アーサー・C・クラーク(「2001年宇宙の旅」作者)が1964年にBBC番組「ホライゾン」で語った未来予測の言葉とともに、ドクター・ケルソン(レイフ・ファインズ)と身体が大きく凶暴な感染者アルファとの姿、ジミー(ジャック・オコンネル)が率いる全員が金髪の謎の集団「ジミーズ」の様子が映し出されている。
ケルソンが暮らす「白骨の神殿」に踏み入れるジミーズ。彼らとケルソンの繋がりは何か。彼らがケルソンを追う目的は一体?
不気味な笑みを浮かべながらジミーが語る「準備はいいか?」の意味とは。炎に包まれる白骨の神殿と叫ぶドクター・ケルソン。これは何らかの儀式なのか。それとも…?
少年スパイクを待ち受ける運命と衝撃の展開に期待が高まる映像となっている。
本作について「<人間>にとって最大の脅威は<感染者>ではない。人間の<非人間性>こそが、最も恐ろしいものとなり得るのだ」と語っているニア・ダコスタ監督。シリーズ史上最も恐ろしい“悪の本質”を描く本作に大きな注目が集まる。『28年後... 白骨の神殿』は2026年1月16日(金)より全国にて公開。



