森崎ウィン、日本国籍取得を報告「本当に悩みました」決断に至った理由は祖国・ミャンマーへの深い愛
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【写真】日本国籍取得した35歳俳優、スノメンバーとの親密ショット
◆森崎ウィン、日本国籍取得
ミャンマーで生まれ育った森崎は、海外へ出稼ぎに出ている両親の代わりに祖母に育てられたことを回顧。そして9歳の頃、ミャンマーの政情が不安定になり両親が働く日本にやってきたことを振り返った。
日本の国籍を取得したことに対し、森崎は「『(国籍)取りましたよ』って言うのってすごく簡単なんですけど、ミャンマーの今置かれている現状だったり、状況を踏まえて話すと『簡単に言っていいことなのか』とか」と報告することへの葛藤があったことを説明した上で、同番組への出演をきっかけに発表を決断するに至ったと話した。
また、森崎は日本で暮らして25年経つものの、定期的に在留許可の更新をする必要があり、不便なことが多かったことを口に。さらに、ミャンマーでクーデターが勃発し、政情が悪化したことにより国際的信用が失われ、海外渡航が困難になったことなどを挙げ、「エンターテイナーとして祖国ミャンマーと世界をつなぐ架け橋になりたい」という願いはミャンマーの国籍を持ったままでは難しいのでは、と判断したことを語った。そして、できることが限られている今は「エンターテイメントの力を磨いて、いつか平和になったミャンマーでエンターテイナーとしてミャンマー人に恩返しがしたい」と伝えていた。
◆森崎ウィン「覚悟はしています」
すると共演者が「日本国籍を取るっていうのは、ある種『ミャンマーを捨てるのか』って」と批判的な意見もあるのでは、と危惧。森崎は「覚悟はしています。今、自分に残された時間というか勝負にかけていきたい時間をどう有効に使うか、自分の人生をどう生きるかっていうのを考えたときに(国籍を)取れるのであれば国籍を取りたいと決断をしました」と覚悟を語り、「本当に悩みました」「ただ、僕の心の中からミャンマーが消えたわけではないし、僕の父親がミャンマー人というのは変わらないです」とミャンマーへの深い愛を話した。
そして、「でも、日本で培ったものは沢山あるし、これから日本人として生きていく中で日本人として生きるための義務だったり、そこに対するリスペクト、思い、沢山あります」と背筋を伸ばし、国籍を取得したことによって変化したことについては「正直、今まで他人事だった選挙、日本の政治というものに対して『もうちょっと自分事として勉強しよう』と思いました」と回答。さらに「初めて言うんですけど、この間の参議院選行きましたよ。感動しましたよ。選挙ってこういう感じなんだって」と明かし、喜びを伝えていた。(modelpress編集部)
情報:NHK Eテレ
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