インフルエンザ、埼玉県の公立中で今季初の学校閉鎖
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2025年は、全国的に例年よりも早くインフルエンザの流行シーズンに入っており、第42週(10月13日~19日)の定点あたり患者報告数は全国平均3.26人。埼玉県は、沖縄県(15.04人)、千葉県(6.99人)についで多い6.23人となっており、第43週(10月20日~26日)はさらに倍増し、11.73人を記録している。
10月28日から30日には、県内北部地区の公立中学校(14学級)で、インフルエンザ様疾患による学校閉鎖の措置を取った。埼玉県によると、この中学校では在籍数414人のうち153人が、発熱をともなう風邪症状などで欠席。まん延防止のため、臨時休業を決めた。県内公立学校での学校閉鎖は今季初。学級閉鎖は、9月2日に西部地区の公立小学校で実施している。
インフルエンザは、急に高い熱が出るのが特徴。発熱とともに悪寒や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状も強く、鼻汁や咳などの症状は発熱のあとから出てくる。予防には、ワクチン接種や外出後の手洗い、人混みや繁華街への外出を控える、適度な湿度、こまめな換気などが有効とされている。
《奥山直美》
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