「世にも奇妙な物語」役所広司主演作、34年ぶり一夜限りの復活放送決定 不思議な世界描く心温まる名作
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◆役所広司主演作、34年ぶり一夜限りの復活
おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう本番組。5月31日に放送した「35周年SP春の特別編」では、過去作の中からファンの中でも人気の高い珠玉の5本を放送し、懐かしむ声や復活を喜ぶ声が多く大きな話題となったが、今回は、35周年の締めくくりにふさわしい新作3本と、傑作選1本というスペシャルな構成で放送。4作品放送するうち、これまで3本の新作が解禁されたが、今回傑作選が解禁となった。
過去作の中から選ばれたタイトルは、34年前に放送された役所主演「ハッピーバースデー・ツー・マイホーム」。役所演じる坂口が、家族と暮らす一軒家を購入するところから物語は始まる。坂口は、娘が偶然手にした父親の形見のスケッチブックに、なぜか購入した自分の家が描かれていることを発見。さらに、坂口の姉が昔実家で使っていた大きなテーブルを譲ると持ってきたが、父がいつも座っていた席もあって…というストーリーとなっている。
心理スリラー、ホラー、ミステリー、シュールコメディ、SF、ファンタジーなど多彩なジャンルとストーリーが魅力の本番組だが、本作は奇妙で不思議な世界を描きつつも、感動を残す心温まる名作だという声も多い。役所の他に、坂口の妻役で岩崎良美、父親役で河原崎建三ら、名優が顔を揃えている。(modelpress編集部)
◆演出:落合正幸氏コメント
「“孝行したいときに親はなし”、“墓石に布団は着せられず”……親が生きている時に孝行をしておくものだと説く言葉。方や、“子供の、3歳までの可愛らしさで、親は十分、贈り物をもらっている”と、いう言葉もある。反抗期に、本心ではない事を父にぶつけた主人公。親となった今、父の思いを知る。だが、赦しを乞おうにも父はいない……しかし、この奇妙な世界では、それが叶う。脚本の君塚さんと、自身の親との関係について話し、練った記憶がある。役所広司さんの、何も演じていないように見えて、深い心情を伝える芝居には心を動かされた」
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《モデルプレス》


