【高校受験2026】栃木県進路希望調査（10/1時点）宇都宮白楊（食品科学）3.08倍

　栃木県総合教育センターは2025年11月6日、2025年度（令和7年度）中学校等生徒の進路希望調査（第1回・10月1日現在）の結果を公表した。進学希望倍率がもっとも高かったのは、宇都宮白楊（食品科学）3.08倍。

　進路希望調査は、栃木県内の国公私立の中学校、特別支援学校中学部、義務教育学校、中等教育学校前期課程の2026年3月卒業予定者を対象に、教育行政計画の立案および進学・就職などの進路指導のための基礎資料を得ることを目的に、10月1日現在の結果をまとめたもの。調査対象校は計177校。

　2026年3月の卒業予定者数は、前年同期比384人減の1万6,644人。高等学校等への進学希望者は1万6,273人で、前年同期比0.1ポイント減の97.8％。このうち県内への進学希望者は、前年同期比339人減の1万4,825人で、進学希望者全体の91.1％を占めた。

　全日制高校への進学希望者は、県内県立高校が前年同期比1.5ポイント減の1万1,772人（72.3％）、県内私立高校・中等教育学校が前年同期比1.4ポイント増の2,091人（12.8％）。県外への進学希望者は前年同期比0.1ポイント減の1,448人（8.9％）だった。

　県内県立の全日制高校における募集定員1万405人に対する進学希望者（過年度卒業者含む）は、1万1,773人。進学希望倍率は1.13倍で、前年同期と比べ0.01ポイント低下した。

　進学希望倍率が特に高かったのは、宇都宮白楊（食品科学）3.08倍、宇都宮工業（建築デザイン）2.33倍、宇都宮中央（普通）2.23倍、宇都宮白楊（流通経済）2.00倍の3校4学科。

　このほかおもな学校の進学希望倍率は、宇都宮（普通）1.27倍、宇都宮東（普通）1.04倍、宇都宮南（普通）1.43倍、宇都宮北（普通）1.65倍、鹿沼（普通）1.37倍、石橋（普通）1.84倍、佐野東（普通）1.33倍、足利（普通）1.32倍など。定員に満たなかった学校・学科（系・科）は33校55科で、前年同期と比べ1校減（学科数は同数）となった。

　第2回進路希望調査（2025年度中学校等卒業予定者対象）は、2026年1月8日に公表予定。2026年度栃木県立高校入学者選抜は、全日制課程の特色選抜が2026年1月29日～30日に願書受付、2月5日・6日（5日のみ実施の場合あり）に面接などを実施、合格者内定は2月12日。一般選抜は2月18日～19日に願書、2月24日・25日に出願変更を受け付け、3月5日に学力検査を実施する。合格者発表は3月11日。