「アイドルファンの方には批判されてしまうかもしれない」キャバ嬢との共通点 元地下アイドル・白星ゆきの変わらない信念と偏見に負けない強さに迫る
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【写真】すすきの美人キャバ嬢、美谷間輝くドレス姿
◆白星ゆき、地下アイドルだった過去
― まずキャバ嬢になった経緯を教えてください。
白星:元々地下アイドルをやっていて、すごく夢がある仕事なのですが稼げなかったんです。ダンスや歌のレッスン、レコーディング、ライブなどで時間もないのでバイトが禁止というのも分かるのですが、どうしても美容やファッションにお金を使えなくて…。それが辛くて辞めて「今後どうしようかな」と悩んでいたときに、ネットで見たキャバ嬢さんがすごくキラキラしていて憧れました。
もしかしたらアイドルファンの方には批判されてしまうかもしれないのですが、実際に夜職を始めてみたらアイドルと似ているところがあって、どちらも夢を与える仕事だなと思います。キャバクラはダークなイメージもありますが、例えば病気の方が来店されて「今度手術なんだよね。喋れる友達がいないから元気もらいに来た」など、人を元気づけられる側面もあります。
バルセロナグループは女性のお客様の割合が多く、キャバ嬢がインフルエンサーのような存在になりつつあると思うのですが、私に会いに来てくれる女性の方もたくさんいて、元気をもらいに来たくれたり、愚痴を言いに来てくれたりして。「キャバ嬢は底辺の職業だ」「楽して稼げていいね」など、批判の言葉の方が多いですが、私はこの仕事にやりがいを感じています。
◆白星ゆき、アイドルとキャバ嬢の共通点
― アイドル時代と今とで共通していることはありますか?
白星:アイドル時代も定期的に来てくれるお客様の顔は覚えていて、ライブ中に見つけたらチェキのときによく求められるポーズをやるなど、一人ひとりを大切にしていました。今も接客スタイルはその人その人に合うように変えているので、そこが共通点かな。あとはプライベートでも、一時期友達に合わせて一人称や香水も変えていて「この子は甘めの香りが好きだからこの香水にしよう」などと考えていましたね。でも気を遣いすぎてしまうので、最近はプライベートで友達をあまり作らなくなりました(笑)。
― 女性のお客様も多いというバルセロナグループの魅力はどのような点ですか?
白星:タブレットに料金が表示されているなど、安心できるところですかね。あとは会社内でTikTokのコンサルを入れていて、SNSに強いです。
◆白星ゆきの夢を叶える秘訣
― 今のようにキャバ嬢としてご活躍されるまでには壁にぶつかったこともあったと思います。人生で1番辛かったことを教えてください。
白星:1年間くらい通い続けてくれていたお客様と急に連絡が取れなくなったこともあって、人を信じられなくなる場面は多々ありますね。辛いですが、優しいお客様が多いので他のお客様が励ましてくれますし、大体のことは寝て起きたら忘れます(笑)。それでも切り替えられないときは、家で1人のときにいっぱい泣いて感情を全て出していて。人に裏切られるのは失恋みたいなものだと思っているので、失恋ソングも流します!感情を内に秘めたままだとくすぶったままだし、心理学的にも悲しいときは悲しい曲を聴いて泣くのが良いらしいです。ストレスを受けることがどうしても多い職業なので、発散方法や向き合い方を考えた方がいいなと思いますね。
― 夢を追いかける読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
白星:嘘はつかないようにしているので、できないことは正直に「できない」と言います。接客においても人間性が大切なので、その場しのぎの嘘ばかりついていると次第に「こういう子なんだ」と周知されていきます。お客様とキャストの関係は信頼がないと成り立たないし、お仕事上の付き合いですが、それを超えた何かがあると思います。私はそれを裏切りたくないかな。
◆まとめ
白星さんは、地下アイドルという「夢を与える仕事」の経験を、キャバ嬢という新しいフィールドで見事に昇華させている。批判や偏見に晒されがちな職業であっても、彼女の根底にあるのは「人を元気づけたい」という変わらぬ信念だ。夢を叶える秘訣として挙げた「嘘をつかない」という信条は、お客様との間に確固たる信頼関係を築くための最も重要な土台だろう。
人間性に基づいた繋がりを重視する彼女はまさにプロフェッショナル。地下アイドルとしての経験と夜職への偏見に負けない強さを持ち合わせ、自己管理と誠実な接客で支持され続けている彼女の生き方、働き方は多くの女性にとって目標となるに違いない。(modelpres編集部)
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