先日、12月5日公開のディズニー・アニメーション映画『ズートピア2』で日本版声優を務めることが発表されたHey! Say! JUMPの山田涼介。ディズニー作品は初参加ということもあり、ファンからは喜びの声があがっている。そこで本記事では、山田の近年の活躍を振り返りつつ、声優として挑む『ズートピア2』の見どころも紹介したい。
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Hey! Say! JUMPのメンバーとして活躍する一方、映画やドラマなど数々の作品に出演し、俳優としても確かな存在感を放ってきた山田。昨年は、財閥系企業のトップである主人公・加賀美零が身分を隠して教師となり、“やる気ゼロ・才能ゼロ・将来性ゼロ”の生徒が集められた3年0組の担任として生徒たちと共に成長していく姿を描いたドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)で主演を務めた。また、今年はドラマ『ダメマネ!―ダメなタレント、マネジメントします―』(日本テレビ系)で、テレビや映画に引っ張りだこのスーパースター・真田祐士を演じ、“ハマり役”と話題を呼んだことも記憶に新しい。
そんな山田の新たな挑戦が、動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園“ズートピア”を舞台にしたアニメーション映画の続編『ズートピア2』での日本版声優だ。ディズニーのアメリカ本社の厳正なオーディションを勝ち抜いたという山田が演じるのは、ズートピア創設者一族の御曹司であり、柔和で社交的なオオヤマネコのパウバート役。前作が日本でも興行収入76億円を超え、社会現象を巻き起こす大ヒットを記録した人気作だけに、SNSでも、「オーディション勝ち抜いたのがほんとに凄すぎる」「公開が待ち遠しい!」「絶対映画館で見る」など山田の出演を喜ぶファンの声が多数あがっている。
劇中では、保守的な一族に生まれたパウバートがウサギの警察官・ジュディの理想に共感し、“世界をよりよくしたい”という熱い想いを胸に秘めて捜査に協力する姿が描かれるという。複雑で繊細な感情表現が求められる難しい役どころだが、アメリカ本社は山田について、「愛嬌たっぷりの不器用さとお茶目さという魅力で人を惹きつけつつ、常に肩の力が抜けたリラックスした雰囲気を漂わせている」「キャラクターの本質を見事に体現している」と絶賛のコメントを寄せている。アイドルの山田涼介として磨いてきた表現力とこれまでの俳優業で積み重ねてきた演技力があったからこそ、今回の起用に繋がったのではないだろうか。
同作のアフレコ収録を振り返り、「(パウバートは)無邪気な部分もあるのですが、ふとした瞬間に見せる表情や声色を探りながら、慎重に演じさせていただいています」と、丁寧にキャラクターと向き合って演じたことを明かしている山田。ディズニー作品の声優という新たな挑戦の場で、その“声の演技”の魅力がキラリと光りそうだ。



