「街を一緒に散歩してくれればいい」綾野剛演じる愛をこじらせた作家の日常『星と月は天の穴』 | NewsCafe

「街を一緒に散歩してくれればいい」綾野剛演じる愛をこじらせた作家の日常『星と月は天の穴』

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『星と月は天の穴』©2025「星と月は天の穴」製作委員会
『星と月は天の穴』©2025「星と月は天の穴」製作委員会 全 3 枚 拡大写真
綾野剛主演最新作となる映画『星と月は天の穴』から、綾野が演じる主人公の作家・矢添克二の“こじらせ日常”をとらえた新映像と場面写真が到着した。

本作は、日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が吉行淳之介による芸術選奨文部大臣受賞作品を映画化。過去の離婚経験から女を愛することを恐れる一方、愛されたい願望をこじらせる40代小説家の日常を、エロティシズムとペーソスを織り交ぜながら綴っていく。

今回解禁となるのは、綾野演じる作家・矢添克二の“こじらせた日常”にフォーカスした動画と場面写真。

妻に捨てられた過去を持つ矢添は、執筆する恋愛小説の主人公に自身を投影し、「精神的な愛の可能性」を探求している。

劇中では、矢添の書く小説が映像として映し出されているが、【矢添自身を投影している小説の主人公A】も矢添と同じく綾野が演じている。

「街を一緒に散歩してくれればいい。部屋の中でのつき合いはいらないというわけだ」ーー素直に一緒にいたいと言えないなんともこじらせたセリフ。

矢添と小説の中のA。当然ながら思考は似ているが、ちょっとしたしぐさの違いにそれぞれのクセが見え隠れするのが味わい深い。

そんな矢添の日常に絡む大学生・紀子(咲耶)や、なじみの娼婦・千枝子(田中麗奈)、小説の中のAと対するB子(岬あかり)…。女性たちは、そんな彼の心のうちを見抜いているかのように、彼の言葉を受け流し、彼を凌駕していく。

同じく解禁となる場面カットではさらに矢添のひとり暮らしの日常生活にフォーカス。

1960年代という時代設定にリアリティを与える昭和レトロの美術セット、そして“目は口ほどにものを言う”を体現している綾野の瞳にも注目となっている。

『星と月は天の穴』は12月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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