ベネッセ、中学生向けフリースクールを2026年4月に16拠点新設

　ベネッセコーポレーションが運営する中学生向けフリースクール「ベネッセ高等学院中等部」は、2026年4月に5都県で16キャンパスを新設し、全国計27キャンパスへと拠点を拡大する。

　文部科学省の2024年度調査によると、不登校の中学生が20万人を超える。子供たちの学びのニーズも多様化してきており、自分のペースで学び直せる「第三の学び場」の必要性も高まっている。ベネッセでは、こうした社会的ニーズに応えるため、通学・オンラインどちらも選択可能なフリースクールである中等部を2025年10月よりスタートした。今回、通学を希望する子供を受け入れるキャンパスをスタート時の11拠点から27拠点へと拡大することによって、全国の子供たちの「自分に合った」学びの機会を支援できる体制をさらに強化していく。

　学費（税込、2025年6月時点）は、通学スタイルの場合が週5回通学で月額5万9,100円、週3回通学が月額4万5,100円。オンラインスタイルの場合が月額3万2,300円。

　ベネッセ高等学院中等部では、ひとりひとりの「自分のペースで取り組める」「つながれる」学びを支える新たな教育インフラを全国に届けて、学びの地域格差をなくしていくことを目指す。

◆新規開設するベネッセ高等学院中等部キャンパス一覧
・東京都（9拠点）：池袋西口、大泉学園、豊洲、錦糸町、北千住、三軒茶屋、調布北口、立川、八王子
・神奈川県（4拠点）：川崎、上大岡、たまプラーザ、新百合ヶ丘
・埼玉県（1拠点）：浦和
・千葉県（1拠点）：流山おおたかの森
・兵庫県（1拠点）：三宮（県内初開設）
※各拠点の入会受付は2024年12月3日より開始